初代女王・野島樺乃(SKE48)が2大会ぶりの参戦!「AKB48グループ歌唱力No. 1決定戦」第3回大会が開幕

国内のAKB48グループ(AKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48)の中で最も魅力的な歌い手を決めるプロジェクト「AKB48グループ歌唱力No. 1決定戦」の第3弾が開催される。10月21日(水)・22日(木)の2日間にわたって予選審査が行われ、12月に赤坂ACTシアターで行われる決勝大会はTBSチャンネル1で生中継される。

"人気"でも"運"でもなく、完全実力勝負。国内のAKB48グループのメンバー全員にこの大会への参加資格があり、立候補した者に頂点に立つチャンスが与えられる。2019年1月に決勝大会が開催された第1回大会では、SKE48の野島樺乃が決勝大会のグループ予選を難易度の高いミュージカル楽曲「パート・オブ・ユア・ワールド」で突破し、最後はRihwaのミディアムバラード「春風」を歌って初代チャンピオンの座を掴み取った。

第3回大会にも出場予定の岡田奈々

昨年10月に行われた第2回は、初代女王・野島樺乃が不参加。新たな女王の座をめぐり熱いバトルが繰り広げられた。立候補者135名の中から予選を突破して決勝大会に駒を進めたのは19名(本来は20名だったが、STU48の矢野帆夏がケガのため決勝当日に出場辞退)。優勝候補の筆頭に挙げられていた岡田奈々(AKB48/STU48)、AKB48唯一の1期生・峯岸みなみ、卒業を発表して奮起した高柳明音(SKE48)。安定感のある歌を聴かせる小田えりな(AKB48)、横山結衣(AKB48)。さらに、昨年1月にソロコンを成功させてAKB48のシングル「サステナブル」のセンターも務めた矢作萌夏(AKB48)、NGT48から唯一のファイナリストとなった三村妃乃、第1回でも決勝に残り注目度がアップした山崎亜美瑠(NMB48)、アニソンを可愛く歌って印象付けた門脇実優菜(STU48)らフレッシュなメンバーたちも先輩たちに負けず個性と実力を発揮。

結果は、映画『君の名は。』の挿入歌「なんでもないや」とシェネルの「ビリーヴ」を歌った矢作萌夏が2代目女王の座に輝いた。グループからの卒業を発表した後の大会ということで、矢作にとってはラストチャンスだったが、前回の2位という順位を更新して有終の美を飾った。スーパールーキーの矢作が優勝し、研究生の山崎、三村が2位と3位。この結果からもこのプロジェクトが実力勝負だということを証明している。

NMB48の山崎亜美瑠

さて、今回の第3回。ディフェンディングチャンピオンの矢作萌夏は卒業してしまったが、初代チャンピオンの野島が参加を表明。2度目の頂点に立てるのか、注目されている。とは言え、簡単に勝てないことも第1回、第2回を観てわかっている。2回連続で予選をトップ通過している岡田奈々、第1回で4位、第2回で2位という結果を残した山崎亜美瑠、今年1月にリリースされたAKB48のシングル「失恋、ありがとう」でセンターに抜擢された山内瑞葵(AKB48)、初出場だがソロでのシングルリリースの経験があってSKE48のシングル「FRUSTRATION」でセンターを務めた実力派・古畑奈和(SKE48)など、実力が拮抗。HKT48もエースの田中美久をはじめ、神志那結衣、坂本愛玲菜、秋吉優花らが優勝を狙っている。7月に5枚目のシングル「シャーベットピンク」をリリースしたNGT48は、新センターの藤崎未夢や前回3位の三村がグループの他のメンバーにいい刺激を与えていそう。STU48はいつも自身のキャラに合う曲選びをしている門脇実優菜、ケガで辞退した前回のリベンジを誓う矢野帆夏が注目される。

NGT48の三村妃乃

ようやく有観客での劇場公演もスタートしたが、新型コロナウイルスの影響で長い期間ライブやイベントを自粛していただけに、参加するメンバーたちも歌への想い、ファンの人たちに届けようとする想いもこれまでとは違ったものもあるはず。これまで以上の熱い戦いになること必至。まずは10月21日・22日の予選をしっかりと見届けてもらいたい。

文=田中隆信

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放送情報

第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦 予選
放送日時:2020年10月21日(水)20:00~
     2020年10月22日(木)20:00~ 
チャンネル:TBSチャンネル1 最新ドラマ・音楽・映画
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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