花澤香菜に告白した佐倉綾音伊藤美来も「好きです」、「五等分の花嫁」の三角関係?

写真左から、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり
写真左から、花澤香菜、竹達彩奈、伊藤美来、佐倉綾音、水瀬いのり

TVアニメ「五等分の花嫁∬」のスペシャルイベントが、4月18日に東京・中野サンプラザで開催。今回は昼公演の模様をレポートする。ステージには主人公・上杉風太郎役の松岡禎丞、中野一花役の花澤香菜、中野二乃役の竹達彩奈、中野三玖役の伊藤美来、中野四葉役の佐倉綾音、中野五月役の水瀬いのりの6人のキャスト陣が登壇。新型コロナウイルス感染拡大防止のために一度は延期されたイベントに、松岡は「前回から日が経っているので、我々も充電してきました」と気合いを込め、素晴らしいイベントにするとアピール。「ここで、作品への思いを発散させましょう」と呼び掛けた。

まずは、松岡が選んだ五つ子との思い出のシーンを、映像を見ながら振り返ることに。第12話で一花がウソをついたことを謝りながら風太郎との思い出を話すシーンが流れると、松岡は「一花の気持ちがすごく伝わってくる」と選んだ理由を説明。花澤も「気持ちは分かるなと思いながら演じました」とアフレコ当時を振り返った。すると、佐倉が「ボロボロ流れる一花のすごくキレイな涙がたまらないです」と打ち明け、その流れで「花澤香菜さんが好きです」と告白。竹達も「見終わってから思うのは、香菜ちゃん好き。香菜ちゃんが演じてくれているから、一花のドロドロした人間らしさが浄化されていくんですよ」と力説すると、ハーレム状態となった花澤が照れ笑いを浮かべた。

続いて、第7話でバイクに乗った風太郎が二乃を迎えに行くシーンで、松岡は「今まで二乃が苦手だった人も落ちたなと」と、胸キュンエピソードとして捉えていることを明かし、竹達も「今までヘイトを集めていたと思うので、受け入れてもらえてたらいいな」と希望を語った。二乃が好きだという水瀬は、心が急展開するシーンに「彼女の重い心の扉を開けたのが、一番嫌いだったはずの相手というのがステキ過ぎ」と興奮気味に語ると、「このままどこかに行っちゃえばいいじゃん!」とストレートな感想も口にした。

三玖とのシーンでは第8話の旅館での一幕が挙げられ、「ここは言葉いらないですよね」と何かをこらえるそぶりを見せた松岡。「誰かをひいきするようなことは言えない」と口をつぐもうとするも「1期から僕は三玖が好きだと言ってますから」と結局声に出し、女性陣からツッコミが入る展開に。一方、伊藤は「アフレコに行く時にすごくドキドキしたシーン」と思い返し、「感覚で三玖と気付いてくれた瞬間、報われた気持ちになりました」とコメント。感動的なシーンだったことを全員で語り合った。

話題が四葉に移り、第10話のブランコでの風太郎との掛け合いを振り返った松岡は「四葉の表情が諦めているようで諦めていない」と、言葉の裏に隠された思いを感じとったことを伝え、四葉は風太郎に出会うことで変わったと語る佐倉が「四葉の人間らしさが見えるシーン」と共感。伊藤も真っすぐな中に切なさが見え隠れする四葉の性格を「泣ける」と共感し、佐倉に「好きです」と告白。見覚えのある展開に、ステージは笑いに包まれた。

ラストは五月との思い出のシーン。しかし、物を食べているシーンばかりを編集した映像が流れ、心待ちにしていた水瀬が「オチに使われた~」と落ち込み、「確かに2期はラブコメレースには参加できず、ずっとクラウチングしてたので(笑)」と無理に納得しようとして、竹達から「五月が食べているシーンは幸せの象徴」と励まされる場面も。セレクトした松岡が自身の意図しない映像と展開になったことに申し訳ない表情を浮かべると、それを察した花澤が「食べている女の子ってカワイイだけじゃなく、セクシーさも混ざっていていいですよね。いのりちゃんも食べっぷりがいいので、ずっと見てたいと思う」とコメント。その言葉に目を輝かせた水瀬が「チャームポイントですから」と笑顔を見せたことで、松岡もホッとした様子だった。

続いて、思い出深いシーンをキャスト陣がステージ上で再現する生アフレコのコーナーへ。第2期では全員そろってのアフレコは初めてという6人が、実際に使っていた台本を取り出すと、竹達が「話数によって台本の表紙が違ったりしてすごかったよね」と、台本1つ取ってもこだわりが詰まっていた現場だったことを明かした。そして、第4話後半の家庭教師を辞めた風太郎と再会するために、大きな決断をする五つ子たちのシーンがスタート。迫真の演技に会場全体が息を飲み、ステージ上のキャスト陣とスクリーンに映し出された映像にくぎ付けに。そして終わった瞬間には、6人に向けて大きな拍手が送られた。

イベント後半には、女性陣によるライブ「中野FES」が行われ、花澤を先頭に1人2曲ずつキャラクターソングを披露。会場がペンライトで彩られ、それぞれがパワフルなパフォーマンスを繰り広げ、最後の水瀬はジャンプで締めくくり会場を沸かせた。再び5人がおそろいの白の衣装で登場すると、花澤は「ペンライトと拍手で盛り上げてくださったので、全然寂しくなかった」と、感染防止対策で声を出しての応援ができない中でも、熱い思いが伝わるファンの応援に感謝。水瀬も「皆さんのペンライトが頼もしく見えて嬉しいです」と続けた。そして、5人そろって第2期のエンディングテーマ「はつこい」を披露。歌声を掛け合わせて会場を包み込むと、第2期のオープニングテーマ「五等分のカタチ」、第1期のオープニングテーマ「五等分の気持ち」も歌い上げ、会場を盛り上げた。

最後に、水瀬は「今日のイベントが、明日からの日々をまた頑張れる活力になったらいいな」と思いを伝えると、佐倉は「ソロもいいけれど、5人一緒にステージに立つと相乗効果で良いものが生まれて、より楽しさを共有できることが分かりました」とコメント。伊藤はイベントが待ち遠しかったことを明かして「作品を語り合えるのがこんなに楽しいということを、イベントを通じて実感できました」と笑顔を見せた。さらに、竹達が「みんなのことが大好きなんだと感じた1日。ステキな最高の時間を過ごすことができて本当に良かった」と語ると、花澤も「みんなでアフレコができてジーンときちゃいました。皆さんが感染防止対策をしてくれたおかげであり、スタッフさんがすごく頑張ってくれたからだと、しみじみ感じています」と感謝を伝えた。

そして、松岡が「皆さんと一緒に共有する場があることを、すごく嬉しく思います。目の前にいる緊張感もありつつ、応援してくださる力もあって、それを如実に感じる一幕でした。これからも五等分と言わず、皆さんで全等分しましょう!」と熱いメッセージを送り、イベントの幕を下ろした。

文・撮影=永田正雄

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放送情報

五等分の花嫁
放送日時:2021年6月29日(火)17:00~
※毎週(月)~(金)17:00~
チャンネル:TBSチャンネル2 名作ドラマ・スポーツ・アニメ
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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