和田雅成が「テレビ演劇 サクセス荘」の裏話を語る!共同生活したい共演者とは?

和田雅成
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リハーサル1回、本番一発勝負のスケジュールで撮影された2019年のドラマ「テレビ演劇 サクセス荘」(テレビ東京系)が、ホームドラマチャンネルにて2月10日(月)深夜から放送される。本作では、都内の片隅に佇む一軒のアパート・サクセス荘を舞台に成功を夢見る個性豊かな若者たちがさまざまな騒動を繰り広げる姿を、2.5次元舞台を中心に活躍する10人の若手俳優が演じている。

今回、その登場人物の1人、芸人を志すゴーちゃん役を演じた和田雅成にインタビューを実施。本番一発勝負という緊張感の中現場で感じた当時の思いや今後の目標などについて語ってもらった。

演じた役との共通点や家での過ごし方などを語ってくれた和田雅成

――「テレビ演劇 サクセス荘」のお話を頂いた当時を振り返っての感想をお願いします。

「作品のことばかり考えていました。1回リハーサルをしただけで本番なんですけど、緊張感をできるだけ感じたくないのでせりふを自分の中になじませたり、余裕を持てるようにかなり気を張っていましたね。それでも、初回は大変でした。基本的に舞台は稽古をやってから本番だし、映像は撮り直しができるんですけど、この作品ではどちらもできないので、撮り終わった時に正直これで良かったのかどうかが分からない。ただ、みんな必死に撮影中の出来事に反応しているので、会話の楽しさみたいなものを感じて、楽しかった部分もありました。でも、一番は撮り終わった後の開放感がすごかったことですね(笑)」

――演じられた役柄と自分との共通点はありますか?

「脚本家の方が僕のことをもともと知って下さっている方で、お仕事を何回もしたことがあったので、僕との共通点というより僕を見て書いてくれています。だから、役はほとんど僕だったと思います。でも、やはり僕のままでは駄目なので、ゴーちゃんとして成立しないといけない難しさはありましたね。逆に役との一番大きな違いは僕が芸人志望ではないこと。あと、僕は否定的な突っ込みを入れることが多いんですけど、ゴーちゃんは相手のボケを否定しないので、そこを意識しながら演じました」

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――撮影の中で、特に大変だったことは何ですか?

「一発撮りの緊張感ですね。噛みたくもないし、せりふを飛ばしたくもないけど、オンエアの時間が決まっているので尺は合わせないといけない。みんな個々で尺は考えてきているんですけど、それぞれの間が違うので本尺は分からない。結局リハーサルで時計を見ながらあと何分とか、カンペであと何分って出してもらって、個々のシーンを早めるのか延ばすのか決めていました。でも、次は本番なので確認はできないんですよ。結局、リハーサルで5分短い回があったんですけど、本番では5分増やすためにアドリブをやっています。いきなり手押し相撲始めたり、ゲームしたり。でも、そんな中でやっているので、初共演の人が数人いたんですけど、すごく仲良くなりましたね。おかげで一体感が出てくるようになりました。もし、それがなかったら乗り越えられなかったと思います」

――仲良くなったとのことですが、作品と同じように共同生活をするなら、共演者の中で誰がいいですか?

「玉ちゃん(玉城裕規)ですね。プライベートでも仲が良いので。線引きがしっかりしていて落ち着ける人なので、一緒に住んでも良いバランスで関係を築けそうな気がします」

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――このドラマはサクセス荘の中で展開されていくお話ですが、和田さんは家の中でどのような過ごし方をしていますか?

「家にいる時はお笑い番組を見るか、本を読むのが好きですね。お笑いはコントも好きですけど、トークの勉強にもなるので『アメトーーク!』や『しゃべくり007』など、トーク番組を良く見ています。今回は芸人志望の役だったので、役柄に生かせた部分もありますね。読書は好きな作家が東野圭吾さんなのでミステリー系が多いんですけど、今は4月から出演する『舞台「デュラララ!!」~円首方足の章~』の原作を呼んでいます」

――最後に、和田さん自身の今後の夢や目標を教えてください。

「生涯好きなことをずっと続けることが夢ですね。目標としては祖母や母と見ていた朝ドラ(NHK連続テレビ小説)に出演すること。ただ、そこが最後の目標ではなくて、あくまで好きなことをずっと続けていくことが自分の中で大切なので、それが今は俳優という仕事で、好きだからやれているんだと思っています」

文=永田正雄 撮影=倉持アユミ
スタイリスト=石橋修一 ヘア&メーク=西田聡子

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放送情報

テレビ演劇 サクセス荘
放送日時:2020年2月11日(火)2:00~
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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