佐藤流司もRyujiとして熱唱！植田圭輔らがライブで見せるアーティストの顔

2.5次元舞台を中心に活躍する俳優たちが、今歌いたい楽曲を生バンドでパフォーマンスする「2.5次元LIVE SHOW」が、2月12日(金)よりスカパー！オンデマンドで配信、そしてBSスカパー！で放送される。出演は、植田圭輔、大平峻也、北村諒、立石俊樹、そしてThe Brow Beatの「Ryuji」として参加する佐藤流司という人気俳優陣。彼らのアーティストとしての側面にフォーカスした新たなコンセプトの番組収録レポートと、収録後のインタビューをお届けする。

＃1のトップバッターとして登場した佐藤は「観てくださっている方たちにギアを上げてもらって、最後までテンション上がりっ放しで楽しんでいただけるように、起爆剤として頑張らせていただきました」と語った。ミュージカル『刀剣乱舞』の加州清光としてワールドツアーも成功させるなど、舞台上でこれまで幾度もその歌声を披露してきた彼だが、今回はPENICILLINのボーカル「HAKUEI」がツインボーカル、そしてトータルプロデュースするバンドプロジェクト、The Brow Beatの「Ryuji」としてオープニングアクトを務めている。ミュージカルでの彼の歌声しか知らない2.5次元ファンはギャップに驚くかもしれないが、骨太なロックサウンドを届ける彼の姿は見逃せない。

続いて登場したのは、ミュージカル『刀剣乱舞』の今剣役などで知られる大平だ。昨年アーティストデビューを果たしたばかりの彼は、白一色の衣装に身を包み、人気アーティスト・天月-あまつき-が提供した楽曲「願い星」を優しく爽やかな声で歌唱。また、『王室教師ハイネ』や『pet』でアニメ・舞台ともに主演を務めるなど、幅広く活躍する植田は、2018年にリリースしたデビューシングル「START LINE ～時の轍～」を軽やかにパフォーマンス。ラップパートもあるロックチューンで、彼自身が作詞を手掛けていることもあり、その詞の内容にも注目だ。

『MANKAI STAGE「A3!」』の茅ヶ崎至役などで知られる立石は、2015年からダンス＆ボーカルグループ、IVVY(アイビー)のメンバーとしても活動中。確かな歌唱力は2.5次元ファンもよく知るところだろう。そんな彼が今回は自身初となるソロ曲「ONE」を、甘く切ない声で歌い上げた。そして舞台『刀剣乱舞』や『あんさんぶるスターズ！オン・ステージ』など、数々の人気作に出演している北村は、BUMP OF CHICKENの「スノースマイル」などの名曲を情感たっぷりにカバー。

トークパートでは、植田、立石、大平、北村がここでしか聞けない音楽トークを展開していくが、東京・豊洲PITで生バンドの演奏をバックに歌うという豪華さに4人とも驚きを隠せない様子。これがアーティストデビューして初ライブという大平は、「一発目(のライブ)に仲間がいてくれるって、こんなに心強いんだなって思いました」と笑顔を見せた。付き合いの長い植田と北村は、新しくおしゃれなスピーカーを買った北村が最初に聴いた曲が、植田の「START LINE ～時の轍～」だったというエピソードを紹介。

消防士として働いていたものの夢を諦めず、この道に挑戦したという立石は、念願のソロ曲「ONE」へ込めた思いなどを存分に語った。ソロ曲を持つ他のメンバーを終始うらやましがっていた北村は、キーの高いカバー曲を歌えるかと不安な気持ちもあったそうだが、「ステージで生バンドをバックにして歌ったら、すんごい気持ちよかった！」と満足げだった。他にもコラボでカバー曲を披露したり、互いのリスペクトする点やパフォーマンスの感想を語り合ったりと見どころは盛りだくさんだ。

続く＃2でも、 The Brow Beatの圧巻のオープニングアクトで幕開け。衣装もチェンジし、しっとり聴かせるバラード曲が続くなど、アップテンポな曲が多かった＃1とは違ったテイストになっており、彼らのさまざまな歌声や表情を楽しむことができる。ラストで植田が「皆さまのお力があれば、またこういうことがやれるんじゃないかな」と語っているように、今後の展開にも期待だ。

そして、収録後の5人に感想や今後の目標などを聞いた。

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