初々しい初登場から洗練された現在まで！カムバックショーでたどるIZ*ONE(アイズワン)の成長

今年2月に待望のフルアルバム『BLOOM*IZ』でカムバックを果たし、再び注目を集めたIZ*ONE。同アルバムの初週売り上げは35万枚を超え、K-POPガールズグループ史上最高初週売り上げを記録した。またタイトル曲「FIESTA」は、「M COUNTDOWN」などの韓国音楽番組で4冠を達成。ファンの期待が高まっていた彼女たちのカムバックは最高の形で幕を閉じた。

そもそもこの"カムバック"というワードは、新アルバム発売にあたり約1ヶ月間に渡って精力的にプロモーションをすることを指すK-POPの業界用語。初めての新作お披露目の場であるカムバックショーを皮切りに、テレビの音楽番組やラジオ、雑誌、ファンイベントなどで露出をしていくケースが多い。

もちろんIZ*ONEも例外ではなく、『BLOOM*IZ』の時には華々しいカムバックショーが日韓同時放送され、多くのファンがその瞬間に立ち会うことになった。初めて目撃することになる新曲へのワクワク感は、カムバックショーならではの醍醐味かもしれない。

■IZ*ONEのカムバックショーを振り返る！記念すべきその第一歩とは？

2018年10月29日、今となっては初々しさを感じるIZ*ONE初登場の場であり、ファンの名称「WIZ*ONE」が初公表になったカムバックショーが「IZ*ONE 'COLOR*IZ' SHOW CON」。宮脇咲良や本田仁美、矢吹奈子ら日本人メンバーが韓国語を話す様子から、ダンスや歌唱パートに12人それぞれの個性が詰まったタイトル曲「La Vie en Rose」の披露など、彼女たちが第一歩を踏み出した記念すべき瞬間だ。

2019年の4月1日にはスペイン語でスミレを意味するタイトル曲「Violeta」が収録される2ndミニアルバムのカムバックショー「IZ*ONE COMEBACK SHOW HEART TO 'HEART*IZ'」を開催。春を感じさせる淡い色の衣装を身にまとい、しなやかなフォーメーションダンスで会場を沸かせてくれた。艶やかなイメージの前作から一転、ふんわりとした女性らしいコンセプトはファンからの評価も高かった。

■新たな魅力を開花させた『BLOOM*IZ』のカムバック

そして今年2月17日の「COMEBACK IZ*ONE : BLOOM*IZ」。今までボブヘアのイメージがあった宮脇がロングヘアに変貌していたり、チェウォンがばっさりと髪を切って新たな魅力を開花させたり、ビジュアルから洗練された様子を見せた。タイトル曲の「FIESTA」は一列に並ぶラインダンスが見せ場で、振り付けの運動量も多い曲。しかし今まで以上にフォーメーションはバッチリ決まり、歌唱力もグループ全体として上げてきた印象だった。

現在はIZ*ONEをはじめ多くのアーティストが新型コロナウイルス感染拡大防止のため活動を自粛しており、カムバックは少し先になりそうだ。ファンも我慢の時期ではあるが、こんな時だからこそ過去のカムバックショーを見て、気分を盛り上げたいところ。Mnetでは「あの瞬間をもう一度！カムバックショーSP」と題して、5月にIZ*ONEやTOMORROW X TOGETHERなど、人気アーティストのデビューの瞬間やカムバックステージの様子を収めたスペシャル番組が放送される。これらの変遷をたどるだけでも、驚くべきスピードで進化するIZ*ONEの成長ぶりが分かるはずだ。

文＝津金美雪

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