石田亜佑美や佐々木莉佳子らハロプロのダンス精鋭7名が課題に挑戦！

モーニング娘。'20をはじめ、ステージパフォーマンスのクオリティの高さ、ダンススキルの高さに定評のあるハロー！プロジェクト(以下、ハロプロ)。そのハロプロの中でも特にダンスに自信のあるメンバーが、ダンスを軸にさまざまな経験をしていくバラエティ番組、「ハロプロダンス学園」は2019年の3月にシーズン1がスタートし、現在、ダンスチャンネルでシーズン3が放送されている。

出演メンバーは7名。小学生のときにチアダンスを経験し、中学でヒップホップも習得したモーニング娘。'20の石田亜佑美と、幼い頃に器械体操を習っていた、同じくモーニング娘。'20の加賀楓(シーズン1・2放送時はモーニング娘。'19)。ほか、エアロビクス経験があるアンジュルムの佐々木莉佳子や、ヒップホップを中心にニュージャックなどいろいろなスタイルのダンスに挑んできたJuice＝Juiceの稲場愛香。ハロプロ研究生になる前にダンスの経験はなかったが、努力と才能で一目置かれる存在となったこぶしファクトリーの浜浦彩乃(※3月30日のこぶしファクトリー活動終了にともなってハロプロも卒業)。ヒップホップを習い、ワックダンスを得意とする、つばきファクトリーの秋山眞緒。4歳からクラシックバレエを14年間習っていたBEYOOOOONDSの平井美葉。ルーツは違えど、ダンスへの熱意が高い7人が集結した。

初めての社交ダンスへの挑戦と、ダンスエンターテインメント集団の"梅棒"とのコラボに奮闘したシーズン1。シーズン3では、再び梅棒のメンバーを迎えてパフォーマンスに向けて活動する様子を展開している。いよいよシーズン3もクライマックスということで、エンタメ～テレにてシーズン2の一挙放送が決定した。

昨年10月にスタートしたシーズン2(全6回)。バスに揺られ、7人がやってきたのは神奈川県藤沢市の「スタジオHANA!」。ここで、ヒップホップダンスの世界大会「World Hip Hop Championship」で優勝したダンスチーム"KANA-BOON!"とコラボするというのが、7人に与えられたシーズン2前半の課題だった。世界チャンピオンのダンスに感動するが、口々に「無理です！」と弱音がポロり...。身体を小刻みに震わせるようにして踊るバイブレーションという技に初っ端からくじけそうになりつつも、KANA-BOON!の持ち曲とアンジュルムの「46億年LOVE」の2曲をマスターしようと必死で挑む。ダンスを習い始めた頃の気持ちを思い出し、初心に戻ってダンスと向き合う姿がとても印象深い。

シーズンの後半は、前半とは打って変わって7人がダンスを教えることに挑戦。やって来たのは文京区本郷にある東京大学。現役の東大生によるアイドルコピーダンスサークル"東大娘。'19"のメンバーにダンスをレクチャーするという内容。サークル名からもわかるように、モーニング娘。'19をはじめ、ハロプロのグループに憧れていて、テンションも上がりっぱなし。2チームに分かれ、それぞれモーニング娘。'19の「泡沫サタデーナイト」とJuice＝Juiceの「Fiesta!Fiesta!」を課題曲にして特訓が行われた。

彼女たちの本番は、11月に開催される東大の学園祭「駒場祭」のステージ。ハロプロの7人は、教えながら刺激も受けて、ダンスへの思いを改めて感じることができたようだ。シーズンを通して笑いあり、涙あり。"教わる"ことと"教える"ことの両方を経験することでダンス愛が深まっていくところがシーズン2の大きな見どころとなっている。