結成10年を間近に控えたBOYS AND MEN(ボイメン)、地元にこだわる唯一無二の個性

現在、初の6都市ホールツアー「BOYS AND MEN HALL TOUR 2019 ボイメン劇場～令和旗揚げ公演～」真っ只中のエンターテインメント集団・BOYS AND MEN。東海エリアを拠点に活動を続け"ボイメン"の愛称で親しまれ続ける彼らの人気も、今や全国区へ。それを証明するように、今回のワンマンツアーは各公演でチケットが完売しているほどの盛況ぶりだ。

日夜ステージで歌やダンスを披露しているボイメンだが、エンターテインメント集団の肩書き通り、メンバーは個々で俳優やタレントとして、テレビドラマやバラエティ、ラジオ番組にミュージカル...と、広範囲なフィールドで大活躍している。そんな多岐にわたるグループの魅力が存分に味わえる「3ヶ月連続ボイメン★特集」が、ホームドラマチャンネルで放送中だ。

中でも、メンバーそれぞれの俳優としての個性をより堪能できるのが、今回、一挙放送されるオムニバス・ドラマ「キスのカタチ 11 VARIATIONS OF LOVE」だ。全6話となる本作の中で、メンバー全員がキスシーンに挑戦。様々な恋愛シチュエーションの中で、メンバーが照れながらも体当たりでキスに挑む初々しい姿は必見。

11通りあるキスシーンの中で、最も反響が高かったのが、小林豊が出演する「同級生」編。高校の同窓会の二次会で元カノと再会...という王道のシチュエーションの中で、小林は普段の天真爛漫なキャラクターとは異なる"大人っぽい"キスシーンを披露。劇中では強引なバックハグをしてみせるなど、胸キュン要素も満載だ。

またボイメンのリーダーとして、普段はしっかり者の印象が強い水野勝は、「ファーストキス」編に出演。これまでモテ男を演じることが多かったという彼が、恋に奥手な25歳のバーテンダーを演じており、付き合って3ヶ月になる彼女とも手をつなぐのがやっと...というシチュエーションに挑戦。シェーカーを持つ姿はイケメンそのものだが、極度の奥手っぷりが炸裂しており、水野の意外な一面が楽しめる。

このほかにも美容師や映写技師、医者と様々な設定で、メンバーたちが"理想のキス"を披露。「理系男子」に出演した平松賢人は、これが人生初のキスシーンと明かしているなど、演技上とはいえ、メンバーの意外な一面が見られる貴重なシチュエーションドラマと言えそうだ。

10月の特集では、田中俊介、水野勝、本田剛文らが出演したオムニバス・ドラマ「ジャンクション29」のほか、古都・奈良でメンバーが街ぶらロケを敢行した「ボイ×なら～噂のイケメンユニットが奈良で(秘)祭り～」や、地元・名古屋の愛知県体育館で2日間にわたって行われた凱旋ライブの模様を収録した「ボイメンロード～夢は叶えるもの！～」も放送される。

2020年には、グループ結成10年を記念したアリーナツアー開催も発表されているボイメン。地元にこだわり唯一無二の個性を放つ彼らが、来年アニバーサリーイヤーを迎え、これからどのように進化を続けるのか？その未来を期待しつつ、今回の特集でボイメンの魅力を再認識してほしい。

文＝スズキヒロシ

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