「PRODUCE 101 JAPAN SEASON1」の元練習生で結成されたOWV(オウブ)が初ワンマンで見せた確かな成長

グループ誕生のきっかけとなったオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」が佳境を迎えている今、JO1と共に改めて注目を集めているのが、ダンスボーカルグループ・OWV(オウブ)だ。

「PRODUCE 101 JAPAN SEASON1」の元練習生だった本田康祐、中川勝就、佐野文哉、浦野秀太の4人で結成され、デビューから早くも1年を迎えたOWV。その結成1周年記念日である4月11日に東京・豊洲PITで行われた初の有観客ライブ「OWV 1st Anniversary Talk＆Live"AWAKE"」が、5月29日(土)にTBSチャンネル1にてテレビ初放送される。

昨年末にはオンラインファンミーティング「OWV OFFICIAL FANMEETING～ROUTE I～」を開催したOWVだが、コロナ禍だったこともあり、有観客ライブはこれが初。観客を前にしたパフォーマンスは「PRODUCE 101 JAPAN」以来というだけあって、初開催のワンマンライブに感慨深さを抱えたメンバーたち。

OWV結成までの道のり、写真集「Asphalt」で行った企画を交えて辿る"another story"を披露したバラエティー中心の第1部「1st Anniversary Talk event」と、パフォーマンス中心の第2部「1st Anniversary Live」という、1年間の成長ぶりを存分に詰め込んだ2部構成で展開された。

特に、3月31日にリリースした3rdシングル曲「Roar」で幕を開けた第2部は、一瞬で会場を引き込む完成度の高いパフォーマンスを次々に披露。レーザービームが放たれたステージで妖艶なオーラを巻き散らす「Na Na Na」や、パワフルなラップが印象的な未発表曲「My flow」を繰り出し、ライブ序盤からボルテージは一気に最高潮に。

続いて、2ndシングル「Ready Set Go」でダイナミックかつ色気を纏わせた滑らかなムーブなど、ハイレベルなパフォーマンスが展開。衣装チェンジを挟み、メインボーカルの浦野秀太がイントロ部分をアカペラ歌い出したミディアムバラード「Scattered」や、甘い歌詞が印象的な「Beautiful」といった恋愛ソングが続く。激しいダンスパフォーマンスのみならず、こうした色気たっぷりの"聴かせるバラード"とのギャップもまたOWVならではの魅力と言えるだろう。

また、この日最高の盛り上がりを見せていたのが、リーダーである本田康祐のバースデーサプライズだ。ライブが開催された4月11日が、本田の26歳の誕生日だったことで、他のメンバーとスタッフが事前に大きなバースデーケーキを用意。会場内は赤いペンライトの光で幸せな空間が創出され、QWV(OWVファンの呼称)との絆も窺い知れる瞬間だった。

ラストソングとして、世界的なダンスパフォーマンスグループ・s**t kingz(シットキングス)のkazukiの振り付けでも知られ、彼らのデビューシングルにして代表曲ともいえる「UBA UBA」、アンコールとしてアッパーなダンスチューン「What you waitin‛ for」を披露し、最終的に全12曲もの全力パフォーマンスを見せたOWV。今回TBSチャンネル1で放送される「OWV 1st Anniversary Talk＆Live"AWAKE"」は、ここでしか見られない舞台裏密着映像も含む特別バージョンとなっている。

途中のMCでは、4thシングル「Get Away」を7月28日(水)にリリースすることが発表されるなど、その勢いはますます加速していきそうな予感！今回の初ワンマンライブでその確かな実力を改めて体感し、さらなる高みへと上り詰めていくであろうOWVの"これから"に期待したい。

文＝HOMINIS編集部

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