BTSが積み重ねた「9年間」...カムバックの度に飛躍を遂げてきたグループの転換点

6月13日(月)にデビュー9周年を迎えるBTS。世界中のARMYが米・ラスベガスに集結した「BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE - LAS VEGAS」の最終日に電撃発表されたAnthology Album『Proof』も、6月10日(金)リリースと間近に控えている(日本発売日は6月13日)。

そんな彼らの"記念日"に合わせて、BTSが出演する約20ものライブやバラエティ番組をセレクトした特集が、Mnetにて「BTS 9th Anniversary FESTA」として6月から1ヶ月にわたり放送される。

■世界的影響力の大きさを知らしめる！様々な企画が盛り込まれたBTSのカムバックショー

ライブパフォーマンスを中心に、バラエティ、ドキュメンタリーなど様々な側面からBTSの軌跡を振り返ることができる今回の特集。例えば2014年のドキュメンタリー番組「4つのショー＜サガジショー＞ RM(BTS)出演回 (＃3)」では、"アイドルラッパー"という視線を向けられることへの葛藤がRMの口から語られており、グローバルグループへと成長する前の苦悩が見て取れる。

世界の大舞台で存在感を増していく2016年以降、韓国2ndアルバム『WINGS』が「ビルボード200(米アルバムチャート)」で26位(韓国アーティストによる当時の最高位)にランクイン、「2016 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」での大賞初受賞を達成し、K-POP界を代表するグループへと飛躍を遂げたBTS。2017年の「防弾少年団 COMEBACK SHOW - BTS DNA」では人気曲「DNA」をステージ初披露し、デビューからMAMA大賞受賞までの思い出をファンと一緒に振り返っている。

同じく2017年に放送された「BTS COUNTDOWN」は、Mnetの看板音楽番組「M COUNTDOWN」とコラボレーションという、BTSの成功を象徴した番組だ。この特別な一夜では、MCもすべてメンバーが担当。チャートショーやステージ、ゲームまで、盛りだくさんの内容で構成されており、BTSの歴代40曲のうちファンの投票で決められた人気曲カウントダウンや、ミニドラマ「防弾商社」ではサラリーマンの演技を披露。成功後もサービス精神旺盛なファン想いの姿勢を貫くBTSの魅力に溢れている。

2018年5月にリリースした『LOVE YOURSELF 轉'Tear'』では、遂に「ビルボード200」で初の首位を獲得する快挙を達成。そのタイミングでOAされたカムバック記念番組が「BTS COMEBACK SHOW HIGHLIGHT REEL」だ。当時の新曲「FAKE LOVE」のステージをはじめ、「防弾少年団ファン入門ガイド」や「メンバーの充電方法」といった貴重な映像も盛り込まれており、放送当時のSNSでトレンド入りを果たすなど、その影響力の大きさを存分に知らしめた。

■練習生時代を振り返るインタビューも...「ユ・クイズ ON THE BLOCK」の"神回"

「ビルボードHot100(米シングルチャート)」で韓国アーティストとして初の首位という偉業を遂げた「Dynamite」以降、彼らの躍進は誰もが知るところだろう。「Dynamite」での世界的反響を経て、後に「Butter」リリースを控えるタイミングで韓国放送されたのが、メンバー自身も大ファンだったという韓国の国民的MC ユ・ジェソクのクイズ番組「ユ・クイズ ON THE BLOCK セレクト BTS」だ。

BTSのために特集が組まれた同番組では、楽曲に関するクイズが出題される前半パートと後半のインタビューパートで構成。インタビューは、J-HOPE＆ジミン＆ジョングク、RM＆V、ジン＆SUGAという3組に分かれて行われ、親元を離れる不安や食事制限、ケンカの日々など練習生時代の様々な苦労がメンバーの口から語られている。

数々の苦難を乗り越え、世界的な成功を掴んだBTS。過去と現在、未来に対するメンバーの想いが盛り込まれている『Proof』のリリースに合わせ、今回の特集で彼らの歩みを振り返ってみてはいかがだろうか。

文＝HOMINIS編集部

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