宮内洋演じる仮面ライダーV3が「仮面ライダーシリーズ」に与えた大いなる功績

1971年より始まり、半世紀を超えて愛され続けている「仮面ライダー」シリーズ。映画やオリジナルビデオ、漫画、小説、ゲームソフト、演劇など、テレビ以外の媒体におけるメディアミックスも展開されており、「男の子でハマっていない子はいない」と言っても過言ではないほど、日本のエンタメ界にとって大きな存在だ。

特に第1作の「仮面ライダー」は、悪の組織に改造されてしまった主人公が世界の平和のために"生みの親を滅ぼさなければならない"という「命のアンチテーゼ」な側面があり、単純な勧善懲悪にはとどまらない"悲哀"と"深み"が特徴。シリーズ初期の作品は特に大人のファンが多いのも、そういった背景があるからだろう。

仮面ライダーV3に変身する風見志郎(宮内洋)
仮面ライダーV3に変身する風見志郎(宮内洋)

(C)石森プロ・東映

そんな中で、"大人に刺さる仮面ライダー"と、現在の"子供に人気の仮面ライダー"の架け橋となる作品が、シリーズ第2作の「仮面ライダーV3」(1973~1974年)だ。逆に言えば、「仮面ライダーV3」が、以降に続くシリーズを作り出したともいえるだろう。

同作品は、前作の「仮面ライダー」の直接的な続編として制作されたもので、ストーリーもつながっており、仮面ライダー1号・2号の後を継ぐライダー3号のV3と、「ショッカー」や「ゲルショッカー」に続く第3の悪の組織「デストロン」との戦いを描く。

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放送情報【スカパー!】

仮面ライダーV3 #1、#2
放送日時:8月3日(土)18:00~
放送チャンネル:東映チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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