阿部寛が、加賀恭一郎としての集大成を感じさせる映画「祈りの幕が下りる時」

映画は時にヒットしたドラマが映画版として再編集、もしくは完全新作の物語として制作される。最近では「ラストマイル」という複数のドラマの世界線を共有した新たな映画作品が公開された。今回はそんな人気ドラマの映画化シリーズから、日本映画専門チャンネルで10月13日(日)

松宮(溝端淳平)と捜査を進める加賀(阿部寛)
松宮(溝端淳平)と捜査を進める加賀(阿部寛)

■「新参者」シリーズ

東野圭吾の「加賀恭一郎」シリーズを原作としたドラマ「新参者」。主人公の刑事・加賀恭一郎役を務めた阿部寛の好演が反響を呼び、連続ドラマが終了した後も2作のスペシャルドラマと2本の映画が制作された人気シリーズだ。「祈りの幕が下りる時」はシリーズの完結編となる2作目の映画化作品で加賀恭一郎の過去から現在までをぐるりと取り囲むようなストーリーになっている。

加賀は頭の回転が早い。それはシリーズ通して変わらないことでいつも鋭い推理をみせてくれる。その中で特徴的なのが「犯人の動機と心情」まで想像力を働かせることだ。今回の「祈りの幕が下りる時」でもその共感ともいえる能力を発揮し犯人逮捕への着想を得ている。また親子関係に悩む描写も多く、他作品に登場するような天才的捜査をする人物よりもかなり人間的で、そういった点が感動を呼んでいる。

■加賀恭一郎としての阿部寛、その集大成。

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放送情報【スカパー!】

祈りの幕が下りる時
放送日時:10月13日(日)21:00~
放送チャンネル:日本映画専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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