堀田真由のナチュラルな感情表現と白石晃士監督のリアリティー演出で、恐怖と臨場感満載のフェイクドキュメンタリーに仕上がった「オカルトの森へようこそ」

「オカルトの森へようこそ」
「オカルトの森へようこそ」

ドラマ「若草物語-恋する姉妹と恋せぬ私-」など、俳優としての活躍が著しい堀田真由。そんな彼女が2022年にヒロインを務めた、ホラー・アドベンチャー「オカルトの森へようこそ」(2022年)がWOWOWライブで10/31(木)に放送される。ホラー映画を数多く手掛けてきた白石晃士が監督を務め、先の読めない展開とホラーながらジャンルにとらわれない白石ワールドの集大成的な作品として話題を集めた。

本作は、登場人物の視点が画面そのものになったPOV(Point of View=主観視点)映像で構成されるモキュメンタリーホラーで、白石監督が得意とするジャンルである。いわゆるフェイクドキュメンタリーと呼ばれて、そのリアリティあふれる映像からホラー映画の一大ジャンルとして『デッドストリーム』(2024年)などの話題作を次々と生み出している。

「オカルトの森へようこそ」
「オカルトの森へようこそ」

(C)2022WOWOW・KADOKAWA・ひかりTV

傑作ドキュメンタリーを撮るために、異界とつながるたたりの森を訪れた黒石監督(白石晃士)と助監督の市川(堀田真由)。そこには黒石のファンだという何かに憑依された美女の麻里亜(筧美和子)がいて、不可解で危険な出来事が次々と起こっていく。逃げ惑う彼らの前に現われたスーパーボランティアの江野(宇野祥平)やイケメン霊媒師のナナシ(飯島寛騎)も加わり、現実とは思えない出来事を撮影していく。

「オカルトの森へようこそ」
「オカルトの森へようこそ」

(C)2022WOWOW・KADOKAWA・ひかりTV

白石監督演じる黒石のカメラの映像のみが流れる本編。時には顔のアップだったり、地面しか映っていないこともあったりと、通常の映画とはまた違った臨場感が漂ってくる。そんな本作の魅力は何といっても、堀田真由が演じた助監督の市川の人間味。決断力に優れていて、取材中にもかかわらず黒石に厳しいカツを入れていく市川は、あり得ない状況にいながらも頼もしく、そしてどこか淡々としてユーモラスに見えてくる。

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放送情報【スカパー!】

オカルトの森へようこそ
放送日時: 10月31日(木)21:00~
チャンネル: WOWOWライブ
※全6話一挙放送
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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