
佐々江典子による同名漫画を実写化したドラマ「子宮恋愛」。ハウスメーカーの営業事務として働く苫田まき(松井愛莉)が、本能(子宮)で恋をしてしまった会社の同僚・山手旭(大貫勇輔)と、結婚して6年が経つ夫・恭一(沢村玲 / ONE N' ONLY)との間で揺れ動く衝撃のラブストーリーだ。
メインキャストの松井、大貫、沢村の3人にインタビューを敢行し、役作りで意識していることやお互いの印象、"本能的に引き付けられてしまうもの"などを語ってもらった。

(C)佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会
――――まずは出演が決まって台本を読んだ印象はいかがでしょうか?
松井愛莉「台本を読み進めていくと、ドロドロした部分もありつつ、いろんな性格を持ったキャラクターたちの人間ドラマといいますか。メインの4人がそれぞれ異なる考え方を持っていて、そんな彼らの人としての成長物語でもあるのかなと思いました」
大貫勇輔「僕も愛莉ちゃんと同じように、いろんな登場人物が成長していくヒューマンドラマとして見ることもできるのかなと。それぞれの人間模様や関係性に注目しながら楽しんで見ていただければいいなと思います」
沢村玲「台本を読むと、僕が演じる恭一はだいぶ過去に引っ張られている人間だなと...。今の彼を形作ることになった"背景"をいかに表現していくかというのが重要だと思いました」

(C)佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会
――――自分の役を演じる際に心がけていることや難しさを感じている部分はありますか?
松井「まきちゃんはいつもすごく気を遣って、人の顔色をうかがいながら生きているタイプ。誰かの感情をちょっとした表情から読み取ろうとするので、相手のひとつひとつの表情を見落とさないように、言葉を聞き落とさないように...というのは心掛けていました。序盤は特に『なるべく弱気な女性で』とリクエストされていて、監督にその塩梅を細かく見てもらっていました。あと実は、『言いたいことがあっても言えない』というまきちゃんは昔の私にそっくりなんです。なので、ああいう状況ではこう思っていたな...とか昔の記憶を引っ張り出して演じることもありました」
大貫「僕は今まで、突然歌ったり踊ったり、裸に革のタンクトップ、金髪ロン毛...とか、独特な役をやることが多かったんです(笑)。こういう、いわゆる普通のサラリーマンを演じるのはほぼ初めて。声のトーンや仕草といった部分で"普通"であることを心掛けました。ただ、山手は、ブラジル育ちで女性や家族をすごく大事にするという文化で生きてきた男。そういう人間性や、彼らしいカラーもちょっとしたところで見せつつ、でも行き過ぎないように。演じる上では行き過ぎるほうがよっぽど簡単です。いかに抑えるかが難しかったです」
沢村「僕は先ほどお話したこととも重複するのですが...恭一は人の感情をあまりくみ取ることができず、世間一般の恋愛観から少しズレています。それは彼の過去が影響していて、時に気だるい態度を見せたり、急に子供っぽいことを言ったりします。まきに対しても、普段やってくれているいろんなことを"当たり前"と思ってしまっている。そっけない態度を取るシーンはそういう恭一を貫いて演じることを意識しましたが、やはり難しかったです」

(C)佐々江典子/ぶんか社/「子宮恋愛」製作委員会
放送情報
ドラマDiVE「子宮恋愛」
放送日時: 4月10日(木)深夜0:59~
チャンネル: 読売テレビ
※毎週(木)深夜0:59放送
詳しくは
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