90年代を象徴するスター女優・牧瀬里穂、その圧倒的なヒロイン力が眩しい映画「つぐみ」と、35年後を辿る貴重なドキュメント
俳優

50代となった今も変わらない"大人可愛い"魅力を放ち、浜辺美波扮するヒロインの母親役を演じた連続テレビ小説「らんまん」(2023年)では、登場するや、SNSでトレンド入りを果たすなど、瑞々しい存在感を放っている牧瀬里穂。そんな彼女が、デビュー間もない新人時代に主演を務め、日本アカデミー賞の新人俳優賞など各映画賞の新人賞を総なめにした作品といえば、1990年公開の映画「つぐみ」だ。
■名匠・市川準がメガホンをとった青春ストーリー「つぐみ」の瑞々しい世界観
(C)松竹ブロードキャスティング
1989年にオンエアされたJR東海のテレビCM"クリスマス・エクスプレス"で脚光を浴びた牧瀬が、スター女優としての人気を決定づけた本作は、吉本ばななのベストセラー小説「TUGUMI(つぐみ)」が原作である。CMディレクターとしても多くの名作を残し、今年で生誕77年となる市川準監督がメガホンをとった青春ストーリーだ。
牧瀬が演じるのは、生まれつき病弱で、ワガママ放題に育てられた18歳の少女・つぐみ。姉の陽子(白島靖代)、従姉妹のまりあ(中嶋朋子)と共に西伊豆の海辺の小さな町でひと夏を過ごすことになり、久しぶりの楽しい時間を満喫する3人の前に、美術館に勤務する青年・恭一(真田広之)が現れる...。

(C)1990 松竹株式会社
映画公開から35周年を迎える今年、ロケ地となった静岡県・松崎町を35年ぶりに訪ねる特番「牧瀬里穂 あの時の記憶をたどって『つぐみ』-静岡県 賀茂郡 松崎町-」が制作された。牧瀬が当時、撮影で約1ヶ月間過ごしたという懐かしい土地をのんびりと巡りながら、当時の思い出や心境、貴重なエピソードを明かしていく構成だ。
■映画公開から35年...様変わりしたロケ地の景観。牧瀬が安堵の表情を浮かべた「変わらないもの」
放送情報【スカパー!】
つぐみ
放送日時:2025年7月3日(木)18:15~
映画公開35周年記念特番 牧瀬里穂 あの時の記憶をたどって『つぐみ』-静岡県 賀茂郡 松崎町-
放送日時:2025年7月3日(木)20:15~
チャンネル:衛星劇場
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