
「キングダム 大将軍の帰還」(2024年)を経て再び始動したシリーズの第5弾(2026年夏公開)への期待が募る山崎賢人(※「崎」は正しくは「立さき」)。このヒット巻き起こしている佐藤信介監督とのタッグが放つ、もう一つのビッグプロジェクトがNetflixシリーズ「今際の国のアリス」だ。

2020年にシーズン1が配信されると世界70以上の国と地域でTOP10入り。さらに2022年にシーズン2の配信時には90以上の国と地域でTOP10入りし、世界全体のTV番組部門で3位に入るなど、世界的ヒットを記録した。
最終章に当たるシーズン3の9月25日(木)からの配信を控え、9月11日にはグローバルファンイベントが世界に向けて生配信されるなど、大きな盛り上がりを見せている。


麻生羽呂の同名コミックを原作にした本シリーズは、うだつの上がらない生活を送っていた"アリス"こと有栖良平(山崎)が人のいない異様な東京に迷い込み、"今際の国"で出会ったウサギ(土屋太鳳)ら仲間たちと共に命懸けの"げぇむ"に挑むというもの。
シーズン1、2では、最新作でも登場するスクランブル交差点をはじめ、人のいない渋谷を忠実に再現したセットとVFX技術によって不気味な世界観を構築。過酷なげぇむで生まれる人間関係といった原作の魅力を、主演の山崎と土屋だけでなく、村上虹郎、三吉彩花、山下智久、仲里依紗ら超豪華なキャストで映像化した。

シーズン2のラストでは、トランプの数字にちなんだげぇむを全クリし、元の世界に戻ってきたアリスとウサギたちが、渋谷を襲った隕石によって臨死体験をしていたことが明らかに。記憶を失いつつも再び出会ったアリスとウサギの恋の始まりが描かれると共にジョーカーのトランプが映し出され、不吉な余韻を残した。
それから4年後が舞台のシーズン3では、結婚して幸せな生活を送るアリスとウサギだったが、死後の世界を研究しているリュウジ(賀来賢人)に導かれ、ウサギが今際の国へと旅立ってしまう。失踪したウサギを追うアリスもまた、今際の国へ足を踏み入れ、再び死のげぇむに身を投じることになる。


過去2シーズンでは、自堕落なニート生活を送る主人公がゲームで鍛えた思考力を武器に命からがらげぇむをサバイブし、友を失う悲しみを乗り越えながらも徐々にたくましくなっていく変化を山崎が体現した。
今作でも死と隣り合わせの緊迫感あふれる形相や仲間の死を嘆く慟哭など、ウサギを見つけるために必死にもがく生き様をエモーショナルに表現。同時に相手を騙してニヒルな笑みも浮かべるなど、自ら足を踏み入れた覚悟や頼もしさを感じさせる表情も飛び出し、キャラクターをより魅力的に演じている。
放送情報【Netflix】
Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン3
Netflixにて2025年9月25日(木)より世界独占配信
Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン1、2
Netflixにて独占配信中
(C) 麻生羽呂・小学館/ROBOT
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