阪口珠美、乃木坂46から舞台へ――『醉いどれ天使』で感じた"女性の強さと儚さ"
俳優
11月7日(金)より明治座にて公演が始まる北山宏光が主演を務める舞台『醉いどれ天使』で、ダンスホールで生きる女性・奈々江を演じる阪口珠美。戦後の闇の中で、それでも前を向いて生きようとする彼女の姿を、繊細かつ真摯に表現している。
初のストレートプレイで挑んだ今回の舞台で感じた表現の難しさ、北山との共演で得た発見、そして奈々江という女性に託したメッセージ――。23歳の彼女が語る"生きる力"の物語。

――『醉いどれ天使』への出演が決まった際、どんな印象を受けましたか?脚本や演出のどんな部分に惹かれましたか?
「黒澤明さんの名作で、しかも歴史のある劇場に立たせていただけるということで、最初は信じられない気持ちとドキドキ・わくわくする気持ちでした。日程が迫ってきて現実味を感じてからは、とにかく不安でいっぱいになりました。映画を拝見しまして、モノクロの世界が私にはファンタジーのようにも感じました。泥臭い中にも誰もが持っている弱さや醜さ、生きるということの意味、そして特に女性がエネルギッシュに生きる姿に惹かれました」
――ダンスホールで生きる奈々江という女性をどんな人物として捉えていますか?彼女を演じるうえで大切にしているポイントを教えてください
「生き抜くために、すべてを諦めて、前だけをみて進んでいる強い女性のイメージです。でもその強さで隠した本当の気持ちを考えると、少し切なく感じることもあって。そんな心の中の気持ちも大切に演じられるよう心がけています」









