(C)「おしょりん」制作委員会
2026年2月2日(月)に映画・チャンネルNECOで放送される映画「おしょりん」。本作は、現在、日本製メガネの約95%を生産する「メガネの聖地」・福井県を舞台に、ゼロから地場産業を築き上げた人々の情熱と絆を描いた実話だ。明治、大正、昭和という激動の時代を背景に、雪深い福井の村で繰り広げられる感動の物語である。
冬になると雪に閉ざされ、農業ができず困窮する村の庄屋・増永家に嫁いだむめ(北乃きい)は、夫・五左衛門(小泉孝太郎)が何とか村を盛り立てようと頭を悩ませている姿を見つめていた。そんな中、五左衛門の弟である幸八(森崎ウィン)が大阪から帰郷し、驚くべき提案を持ちかける。「これからは誰もがメガネをかける時代が来る。この村をメガネの町にしよう」と...。
一度事業に失敗している幸八の言葉に、当初は耳を貸さない五左衛門。しかし、幸八の熱意と、何より「目が悪くて不自由している人を救いたい」という志、そしてメガネを手にして喜ぶ視力の弱い子供の姿が、慎重だった五左衛門の心を動かしていく。
本作を語る上で欠かせないのが、福井の豊かな自然を捉えた映像美。緑深い森、透き通るような水の流れ、そして全てを白く染め上げる雪景色。その静謐な風景の中で繰り広げられるのは、ミリ単位の調整に苦闘する泥臭くも熱いモノづくりのドラマだ。現代の私たちが当たり前のように手にしているメガネが、いかに繊細な技術の積み重ねによって生まれたのか。使う人の体の一部となることを目指し、幾度もの挫折を乗り越えていく職人たちの姿は、世界に誇る日本の「丁寧なモノづくり」の原点を教えてくれる。
■演技の幅の広さを見せた北乃きい
(C)「おしょりん」制作委員会
物語の核となる3人――北乃きい、森崎ウィン、小泉孝太郎。彼らの演技は、これまでの出演作とは一線を画す深みを見せている。北乃きいが演じる「むめ」は、序盤では箱入り娘らしい弾けるような笑顔と純真さが印象的。しかし、事業が困難に直面し、年月を重ねるにつれ、その表情は慈愛に満ちた「女将」のものへと変化していくのだ。これまでの作品で見せてきた「快活なヒロイン」というイメージを保ちつつも、一歩引いて男たちを支え、困難に動じない芯の強さを表現した本作は、彼女のキャリアにおいて新たな代表作と言えるだろう。
「アイデアマンの弟」を演じた森崎ウィンは、そのキラキラと輝く瞳が圧巻。ミュージカルやアクション映画で見せる華やかさは封印し、本作では泥にまみれながら夢を追う青年の「人たらし」な魅力を爆発させている。挫折を知っているからこその危うさと、それを上回るエネルギッシュな推進力。彼の持つ陽のオーラが、重厚な物語に鮮やかな光を差し込んでいる。
森崎ウィンと向井康二(Snow Man)の色気も光る「(LOVE SONG)」の幻想的な恋模様" width="304" height="203" loading="lazy" fetchpriority="high">







