「キンパとおにぎり」での自然体の演技も話題!赤楚衛二菅野美穂とのダブル主演でギャップのあるホラー演技を見せた「近畿地方のある場所について」

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「近畿地方のある場所について」 (C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会
「近畿地方のある場所について」 (C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

1月期のドラマ「キンパとおにぎり〜恋するふたりは似ていてちがう〜」でピュアなラブストーリーを紡ぎ、視聴者に温かさと癒しを届けている赤楚衛二。

同ドラマだけでなく、俳優としてブレイクを果たし、映画化もされた「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい 」(2020年)をはじめ、不器用な一面も愛らしさにつながるキャラクターがよく似合う赤楚だが、そんな彼が初めてのホラー映画に飛び込み、新境地を開いたのが菅野美穂とダブル主演を務めた映画「近畿地方のある場所について」だ。

3月14日(土)にWOWOWシネマで放送される本作は、2023年に原作者の背筋がWeb小説サイトのカクヨムで発表するや瞬く間に注目作として話題になり、累計2300万PVを記録。単行本化されるとベストセラーとなり、2024年版「このホラーがすごい!」で国内編第1位となった同名小説を映画化したもの。

メガホンを取ったのは、Jホラーの旗手・白石晃士。劇場公開時には興収15億円を突破する大ヒットを成し遂げ、"ホラー豊作の年"とも言われた2025年を代表するホラー映画となった。

菅野美穂と赤楚衛二が主演した、背筋によるヒット小説の映画化作品「近畿地方のある場所について」
菅野美穂と赤楚衛二が主演した、背筋によるヒット小説の映画化作品「近畿地方のある場所について」

(C)2025「近畿地方のある場所について」製作委員会

ある日、オカルト雑誌の編集者が行方不明に。同僚の編集部員・小沢悠生(赤楚)がオカルトライターの瀬野千紘(菅野)と共に彼の捜索を開始する中、次々と衝撃的な展開が巻き起こる。行方不明となった編集者は、消息を絶つ直前まで過去の未解決事件や怪現象を調べていた。小沢と千紘は解決の糸口を見つけるべく、彼が集めていた取材資料を精査していくのだが、その資料映像が恐ろしいことこの上ない。

ここは(あらゆる映像をドキュメンタリーのように見せかけて作る)モキュメンタリー形式のホラー作品「ノロイ」(2005年)や「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」シリーズを手がけ、モキュメンタリーホラーの名手として知られる白石監督の腕の見せどころ。幼女失踪事件を伝えるニュース、中学生の集団ヒステリー事件を捉えたビデオ、都市伝説を放送するバラエティ番組、観たら死ぬ動画...などノイズやざらつき、乱れの入った映像はいずれもリアリティがあり、思い切りゾクゾクとさせてくれる。

ニコ生配信者が心霊スポットをめぐる映像も生々しく、臨場感やドキドキ感も倍増。小沢と千紘が探っていく事件や怪現象の数々が自分のすぐそばで巻き起こっているような感覚に陥るだけでなく、彼らと一緒に謎解きの旅をしているような没入感も与えてくれる。

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