庄司浩平のフレッシュなヒーロー姿!細やかな役作りの原点を見ることができる「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」

俳優

17

188センチの長身に端正なマスク、人なつこい笑顔で人気上昇中の庄司浩平。人気BLコミックをドラマ化した「40までにしたい10のこと」では、風間俊介演じる上司と恋に落ちるアラサー部下を好演し話題を呼んだ庄司の初期出演作が、日本映画専門チャンネルで2026年3月16日(月)に放送される「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」だ。

2020~21年に放送された「魔進戦隊キラメイジャー」は、若手の登竜門として松坂桃李や横浜流星、山田裕貴ほか多くの俳優を輩出した"スーパー戦隊シリーズ"の1本。宝石の国・クリスタリアから来た、意思を持った宝石・キラメイストーンに選ばれた若者たちが、星々を侵略してきた闇の帝国・ヨドンへイムに戦いを挑む特撮ドラマだ。

■庄司はさまざまな面を持つクリスタリアの王子、クリスタリア宝路(たかみち)を演じる

庄司浩平の全身全霊の演技に心動かされる!
庄司浩平の全身全霊の演技に心動かされる!

庄司が演じたのは、クリスタリアの王子・クリスタリア宝路で、お宝を求め地球に来た一匹狼のトレジャーハンター。作品を盛り上げる"追加戦士"として、第12話からレギュラーとして登場した。

宝路をひとことで言えばポジティブ。明るく熱くいつでも全力投球で、高い戦闘能力を持っている王道のヒーローキャラだ。口癖は「ワンダー!」で、思い込んだら一直線な性格も手伝ってしばしば笑いを呼び起こすコメディリリーフでもあった。

ただしヨドンへイムの侵略で地球に逃れた妹・マブシーナに贖罪の念を抱いていたり、群れを嫌いチームに軋轢をもたらしたりと、実は複雑な内面の持ち主。闇落ちして邪悪な戦士と化すなどさまざまな顔を見せる立体的なキャラクターでもあり、宝路の心の成長が作品の見どころの一つだった。

そんな宝路を演じた庄司にとって「キラメイジャー」はドラマ初出演作。撮影初日はスタッフの多さに驚いたというほど現場慣れしていなかったが、熱血からシリアス、コメディまでシリーズを通して、新人離れした振り幅の広い芝居を披露した。「君とゆきて咲く〜新選組青春録〜」の新選組の寡黙な剣士・斎藤一、「仮面ライダーガヴ」のダークなライダー・仮面ライダーヴラム、そして「40までにしたい10のこと」のコンプレックスを抱えたクールで優しい田中慶司など、その後の作品で庄司が見せる細やかな役作りの原点が宝路に見てとれるのだ。

■オールスター映画でもしっかりと存在感を発揮

「魔進戦隊キラメイジャーVSリュウソウジャー」は「キラメイジャー」の前番組「騎士竜戦隊リュウソウジャー」とクロスオーバーした"VSシリーズ"の作品。キラメイジャーとリュウソウジャーが手を組んで邪悪な映画で人心を操ろうとする怪人・ムービー邪面らに戦いを挑む。

2チーム計12人のヒーローが活躍するだけに各ヒーローの出番が限られる中、宝路は映画館でうっかり爆睡したことで映画を通して相手を操るムービー邪面の魔の手から逃れたり、仲間が敵の女性幹部に一目ぼれするシーンでは派手なパントマイムで「やめとけ」と抗議したりなど、要所で"らしさ"を披露。バトルシーンでも手足のリーチを生かした伸びのあるアクションを見せるなど、オールスター映画でもしっかり存在感を発揮している。

2025年に「40までにしたい10のこと」でザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞を受賞。日本映画テレビプロデューサー協会主催のエランドール賞ではアクターズセミナー賞を、次世代の才能を表彰するNYLON'S NEXT 2026 AWARDSでは"IT BOY"俳優部門を受賞するなど、俳優として評価を高めている庄司。その原点となる当たり役を味わってみてはいかがだろう。

文=神武団四郎

この記事の全ての画像を見る
Person

関連人物