飯島寛騎がデビュー作で「仮面ライダーエグゼイド」に抜擢！「ジオウ」にもつながる演技に注目！

仮面ライダー生誕45周年を記念し、平成仮面ライダー第18作品目として制作された「仮面ライダーエグゼイド」(2016～2017年テレビ朝日系)。その主人公・宝生永夢(ほうじょうえむ)／仮面ライダーエグゼイド役に抜擢された、期待の若手俳優が飯島寛騎だ。飯島は「仮面ライダーエグゼイド」で俳優デビューを果たして以降、ドラマやCM、舞台へと活動の幅を広げ、将来に向けて着実にキャリアを積んでいる。

2015年11月。当時まだ大学生であった飯島は、地元・北海道を離れ東京を訪れていた。その理由は、「第28回ジュノンスーパーボーイコンテスト」の最終選考会に出席するためだ。そこで飯島はパフォーマンス審査と二次審査を経て、グランプリを獲得。1989年の第2回でグランプリを獲得した武田真治以来の、北海道出身グランプリとなった。

その後飯島は、初出演にして初主演作となった「仮面ライダーエグゼイド」で、およそ1年もの間、自身が演じる宝生永夢と真摯に向き合った。その経験は飯島に確かな実績と自信を与え、「仮面ライダーエグゼイド」の放送を終えたおよそ3カ月後には、「男劇団 青山表参道X」に、発足メンバーの1人として参加。2018年にはドラマ「ホリデイラブ」(テレビ朝日系)や「越谷サイコー」(NHK BSプレミアム)、TVCM「サーティーワンアイスクリーム」など、出演作が続いている。

そんな今後に注目の飯島が出演した「仮面ライダーエグゼイド」は、医師が仮面ライダーへと変身する、シリーズ史上初の試みとなった作品。飯島演じる永夢は、バグスター＝"ゲーム病"患者を救うべく、ゲームのようにレベルアップし、別フォームへとさらなる変身を遂げる。しかし永夢は自身も知らないある秘密を抱えており、やがて陰謀渦巻く戦いへと身を投じていく。

本作の中で飯島は、小児科の研修医として患者と向き合う毎日を過ごす一方、天才ゲーマーMとしての一面も持ち合わせており、エグゼイドへと変身すると性格が一変するという二面性を持つ役に挑戦。ゲーム×医師×ライダーという特殊な設定の中での飯島は、演技初挑戦ということもあり、最初は永夢同様、熱意はあるものの少々自信の無さがあるように見受けられた。しかし回を重ね、永夢が成長を遂げていくにつれて、飯島の演技にも変化が現れた。飯島はただ役を演じるだけでなく、セリフ1つ1つに込められた永夢の想いを丁寧にすくい上げ、視聴者へと届ける演技ができるようになったのだ。

そして今回、飯島が「仮面ライダーエグゼイド」での成長過程にあるころに公開された劇場作品『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』(2017年)や、放送を終えたキャスト陣が作品への想いを語った「仮面ライダーエグゼイド ファイナルステージ＆番組キャストトークショー」、さらには2017年に行われた「仮面ライダーエグゼイド スペシャルイベント」などが、東映チャンネルで放送されることが決定。約1年ぶりとなる宝生永夢役として新作「仮面ライダージオウ」へも出演が決まっている飯島の、「仮面ライダーエグゼイド」放送当時の姿や想いをぜひ目撃してほしい。

文＝椋鳥

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