矢作穂香、2年ぶりの主演ドラマはピュアなラブコメ!「実は、プルプルしながら演じていました(笑)」

東京のシェアオフィス・シェアハウスを舞台に、5人の男女の交差する恋模様を切なく綴ったラブストーリー「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」。明るく天真爛漫な主人公・佐伯莉子を演じた矢作穂香に、ドラマについてや共演者への印象などをたっぷり聞いた。

「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」

(C)2018「今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?」製作委員会

台本を読んで、佐伯莉子はどのような女性だと思われましたか?

「こんなピュアな人っている?っていうぐらいまっすぐで素直な女の子。すごく可愛らしい子だなと思いました」

実際に演じてみていかがでしたか?

「撮影に入ってからは、細かい芝居を監督とすり合わせていった感じですね。ちょっと天然ちゃんが入っていたり(笑)。そういう細かいところを仕草で表現していきました。あとはすごく心が和やらかいというか。悲しいときには悲しい、うれしいとき、苦しいときもすぐに出てしまうような女の子だってことを心がけて、お芝居をしました」

初恋の相手・柊二役の水野勝さんは、どのような方と感じましたか?

「実は5年前に映画『クレヴァニ、愛のトンネル』という作品でご一緒したことがあって。私は学生役で先生役の水野さんと禁断の恋の物語を演じたことがあるんです。だから最初からお芝居に関しても身を任せることができましたし、"久しぶり~!"って、当時の思い出話に花を咲かせました」

莉子に片思いをする新役の中尾暢樹さんは?

「今回、初めて共演させていただくので、どんな方なんだろうと思っていて。顔だちもキレイですし、ちょっと緊張していたんですけど、とてもフランクな方でした。陽気でちょっと不思議というか...天然?みたいな(笑)。私は3人兄妹で末っ子のせいか、どこにいっても"末っ子だね"って言われるんです。中尾くんも末っ子っぽいというか、弟キャラだったので(笑)、そのへんは似ているなって感じました」

そんな中で水野さんは、やっぱりアニキでしたか?

「そうですね。みんな頼っていましたから。でも、髪の毛が焼きそばみたいだったので、みんなで"焼きそば"って呼ぶこともできるほど、すごく親しみやすさもあって。普段は"柊ちゃん"って呼んでいましたけど、イジるときは"焼きそば!"って呼んでいました(笑)」

写真提供:松竹ブロードキャスティング

では、ルームメイト・佳乃役の加村真美さんは?

「真美ちゃんも共演するのは初めてで。最初、会ったときは同じぐらいの年齢かなぁって思っていたんですよ。そしたら25歳だって聞いてびっくり。確かに落ち着いているなぁとは思っていたんですけど、まさか25歳だとは思わなくて。真美ちゃんはサバサバしたところもあるし、優しく包んでくれるような寛大さも持ち合わせていたので一緒にいて心地が良かったですね」

莉子のライバルとなる翠子役の入山法子さんは?

「女子が憧れる女性って感じでしたね。キレイで身長も高くて、フワフワしたところもあって。翠子さんとはギャップのある女性なので、いつもステキだなぁと思って見入っていました」

クランクインのことは覚えていますか?

「それが1話からじゃなかったんですよ。最初はボルダリングのシーンで。撮影に入る前、ボルダリングの練習をしたんですけど、かなりきつくて(笑)。中尾(暢樹)くんは経験があったみたいなんですけど、私と(加村)真美ちゃんは初めてでしたから。しかも登ってみると予想以上に怖くて。腕だけじゃなく背中の筋肉や足も使うので全身運動。もう筋肉痛になった状態でお芝居に入りました。実際の撮影ではプルプルしながら演じています(笑)」

写真提供:松竹ブロードキャスティング

"切ないラブコメ"ということですが、笑いどころはどんなところでしょう?

「莉子ちゃんの素っ頓狂なリアクションとか(笑)。すごい天真爛漫でドジなシーンがあって、笑えるところもいっぱいあると思います」

逆に切ないところというと?

「後半になっていくと、莉子と柊ちゃんの2人のシーンはドキドキするところがあって。柊ちゃんって莉子にとっては憧れの存在なんです。そんな好きな人といる時間を演じるのは、ちょっと緊張しましたね」

普段は緊張するタイプなんですか?

「それが私、まったく緊張しないタイプなんですよ(笑)。それほどドキドキなシーンだったってことかな。そんな莉子と柊ちゃんとの2人のシーンはぜひ注目してほしい見どころですね」

ちなみに、矢作さんご自身は自分を分析すると、どのような女性ですか?

「すごいドジなところがあります。何もないところで転んだり(笑)。ホントによく転ぶんですよ。あとは醤油をドバーッとかけてしまったり。だから莉子を演じるうえでは、自分と似ている部分があったので、とても演じやすかったかもしれません」

最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

「5人の恋愛は、それぞれ矢印が別の方向に向いていて。それがどんな展開になっていくのか、ぜひご覧になってください。周りに柊ちゃんや佳乃みたいな目標に向かってがんばっている人たちがいて、自分には何もないって思ってるのが莉子なんです。そんな彼女が夢を追っている人たちの影響で変わっていく姿は、きっと共感できたり、勇気をもらえるはず。そういうところも見ていただけるとうれしいです」

文=今 泉 撮影=宮田浩史

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放送情報

今夜、勝手に抱きしめてもいいですか?
放送日時:2018年12月4日(火)0:15~
※毎週(火) 0:15~2話連続放送
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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