武田鉄矢と坂本龍馬役で共演!三宅弘城「武田さんに試されているような気持ちになりました(笑)」

写真左から、三宅弘城、武田鉄矢
写真左から、三宅弘城、武田鉄矢

2017年、"スケールの小さい、笑える史実だけで織田信長を描く"というコンセプトの下、「大河ドラマ」ならぬ「小河ドラマ 織田信長」を世に放った、奇才ギャグクリエイター・細川徹。マニアックなファンの間で熱狂的な人気を獲得した同作に続く第2弾として、細川監督が放つのは「小河ドラマ 龍馬がくる」だ。2018年、「大型連続時代劇・坂本龍馬」に臨む、龍馬の大ファンとして知られる俳優・武田鉄矢の前に、タイムスリップしてきた本物の龍馬が現れる。しかし、現代で自分がカリスマとして扱われていることに困惑した龍馬は、劇中のエピソードを"史実ではあるが、マニアックでちょっと笑えるエピソード"ばかりに書き換えてしまい、現場を混乱に陥れる。

今回、坂本龍馬に扮するのは、大河ドラマ「新選組!」で土佐藩士・望月亀弥太を演じ、宮藤官九郎演出の舞台「ロミオとジュリエット」ではロミオを演じた三宅弘城。前作の「織田信長」に続き、小河ドラマ主演俳優となった彼に本作への思いを聞いた。

今回共演された無類の龍馬ファンとしても知られる武田鉄矢さんですが、プレッシャーを感じることはありませんでしたか?

「一番最初にお会いした時に『ああ、あなたが龍馬さんか。よろしくね』と声をかけていただいたのですが、もう本当に一言一言すべて試されているような気持ちになりました(笑)。ですが14日間の撮影の中で、だんだんと認めてくださるような言葉をかけてくださいましたね。最終的には「(君は)龍馬だった。似ている、似ていないじゃないんだよ、龍馬は。龍馬っぽいか、龍馬っぽくないかなんだよ」とおっしゃってくださいました。「顔が似ていても龍馬っぽくない人はいっぱいいるんだよ」って。その言葉をいただいた時は、少し認めていただけたかなと思いました」

(C)時代劇専門チャンネル/カンテレ

今回、三宅さんが演じている龍馬はどういった人物ですか?

「本作では、皆さんがお持ちになっているイメージの龍馬ではなく、立ちションばかりしていて女性が大好き、みたいな史実に基づくエピソードから作り上げた"裏龍馬"が描かれています。なので、細川監督が書いた脚本に忠実な龍馬にしようと思いました。『日本を変えるぜよ』とか、日本の将来を考えないと、みたいな偉人としての龍馬よりも、いかに小市民的な部分があるのか、というところを考えましたね。史実に残りながらも、あまり語られることのないエピソードをしっかり描く。これが『小河ドラマ』ですね」

(C)時代劇専門チャンネル/カンテレ

作中で三宅さんが一番気に入っているエピソードは何ですか?

「龍馬が落ち込みながら立ちションをしているところに武田さんがいらして、連れションしながら励ましてくれるシーンですね。昔から熱い男のドラマでは連れションしながら話をする場面がよく出てきますけど、それだけでなく立ちションにまつわるエピソードが多い龍馬だからこそ、登場したシーンだと思います。その後、泣きながらバカバカしいセリフを言うんですけど、それが泣き笑えるシーンなんですよ。でも、本作は何かと立ちションシーンが出てきますね(笑)」

(C)時代劇専門チャンネル/カンテレ

細川監督の演出についてお聞かせください。

「ご自身で脚本を書いているので、各シーンの一番大事なポイントを分かりやすい言葉で説明してくれたり、本番前に釘を刺してくれたりするので、そのポイントを大事に演じることができました。監督とは、"舞台"という共通言語があるので、お互いに言葉を尽くさなくても分かり合えるところがあって、演じやすいし楽しいですね」

(C)時代劇専門チャンネル/カンテレ

織田信長、坂本龍馬と立て続けにキャスティングされた点について感想をお聞かせください。

「信長の時もそうですけど『まさか』という感じですよね。信長を演じる俳優さんは、少し冷酷で怖いとか、周囲に恐怖を植え付けることができる方のイメージがあるので、僕は自分で『信長じゃないよな』と思っていました。さらに今回、坂本龍馬を演じるとは想像もしていませんでした。それこそ龍馬は"いい男"が演じる役だと思っていましたし(笑)。だから、ここに来て新しいことに挑戦させてもらっている状況に、とても感謝しています」

文=中村実香

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放送情報

小河ドラマ 龍馬がくる
放送日時:2018年12月30日(日)21:00~ほか
チャンネル:時代劇専門チャンネル
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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