映画「空母いぶき」が5月24日(金)に公開する。同作品は、かわぐちかいじによる同名漫画を実写化したもので、現代の日本を舞台に自衛隊初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」とその乗員たちを中心とした海上自衛隊の活躍を描くクライシス大作。
深川は、艦長・秋津(西島秀俊)や副長兼航海長・新波(佐々木蔵之介)らが乗艦する航空機搭載型護衛艦「いぶき」ら第5護衛隊群が武装集団と戦闘を繰り広げる一方、その戦闘によって混乱する日本国内の影響を受けて、多忙を極める一夜を過ごすコンビニ店員・しおりを演じる。
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今回、深川麻衣にインタビューを行い、しおりのように大変だったことやこれまでにした大きな決断、忘れられないクリスマス・イブのエピソードなどを語ってもらった。
――劇中では秋津や内閣総理大臣・垂水(佐藤浩市)らが状況に応じていくつもの大きな決断をしていきますが、ご自身が大きな決断をする時はどうやって決めていますか?
「人生の転機になるような重大な決断をする時はいつも直感で決めてきたような気がします。アイドルの夢にチャレンジするために上京する決意をした時や、乃木坂46の卒業を決めたタイミング、今の事務所に入る時など、『このタイミングがベストだ!』って割と直感的に動いています。乃木坂46の卒業を決めた時も、周りの人に『もうちょっとここで頑張ってみたら?』『もう少し経験を積んでからでも遅くないんじゃない?』って言っていただいたりもしたのですが、自分の中の『このタイミングがベストだ!』という思いは全然揺らがなかったです。今までを振り返ってみても『あのタイミングで良かった』と思えているので、結果的には良かったなって思っています」
――数ある決断の中で、1番大きな決断だったと思うことは?
「今のお仕事をさせていただいているきっかけになるので、上京を決めた時ですね。元々芸能のお仕事には興味はあったのですが、中学や高校を卒業するタイミングでは上京をするまでの勇気を持てなくて、『とりあえず手に職をつけた方がいいんじゃないか』という思いから専門学校に進学しました。でも、専門学校を卒業するタイミングで、やっぱり夢を諦め切れなくて『思い切ってやってみよう!』って。何のつても無かったのですが、両親も背中を押してくれたのでチャレンジしました」
――劇中でしおりは大変な1日を過ごしましたが、これまでに忘れられないほど大変だったことは?
「乃木坂46の活動の中でいうと、やはり7時間ライブ(2015年2月22日の「乃木坂46 3rd YEAR BIRTHDAY LIVE」)が思い出に残っています。普通のライブだと2時間とか2時間半くらいだと思うのですが、7時間のライブってなった時に『本当にできるのか?』とか『7時間分の曲の立ち位置や動きを覚えることができるのだろうか?』とすごく不安に思ったのを覚えています。でも、やってみたらとても大変だったけど、楽しかった!いい疲労感というか、『やり切ったな』という思いが込み上げた思い出です」
――忘れられないクリスマス・イブは?
「乃木坂46の時はメンバーみんなでケーキを食べるというのが恒例でした。みんなスプーンを1つずつ持って、大きいケーキをハイエナのように食べるという(苦笑)。あとは、ある年のイブ当日がお休みで、何もやることがなくて寂しくて、家の近くでケーキを買って帰ろうと思ったんです。1つ買うと店員さんに『寂しい人だな』と思われるかなと思い、2つだと私を知っている人が見て『彼氏と食べるのかな?』って思われるのも嫌だなと思ったので、結局3つ買って全部1人で食べました(笑)」
――最後に映画をご覧になる方に向けてメッセージをお願いします!
「『見ようかな?どうしようかな?』と迷っている方は、ぜひ見ていただきたいと思います!中高生など若い人たちにとってはちょっと難しい内容かもしれないけど、1度見て、また時がたって見返したら全然違う捉え方ができる作品だと思うので、絶対見ていただきたいですね。見終わった後に、普段一緒にいる家族や友達、恋人のことが『あたりまえじゃないんだな』って思えて、『その人の存在を大切にしよう!』と思える作品になっていると思います。ぜひ映画館で大きなスケールを堪能していただければ!」
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文=原田健 撮影=中川容邦
深川麻衣 出演情報
<映画情報>
「空母いぶき」
5月24日(金)公開
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