現在放送中のドラマ「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」(フジテレビ系)で、"月9初主演"に抜擢された窪田正孝。普段はおどおどしているが、仕事では真剣モードになる放射線技師を、振り幅たっぷりに演じ、そのカメレオンぶりが話題になっている。改めて演技力の高さに注目が集まる窪田だが、彼の演技はなぜ人を魅了するのだろうか。
オーディションで芸能界入りした窪田は、2006年の「チェケラッチョ!! in TOKYO」で、いきなり主役に抜擢されて俳優デビュー。再び主演に選ばれた2008年の「ケータイ捜査官7」では、三池崇史監督から「10年後に窪田を選んだ理由がわかる」というお墨付きをもらい、さらに三池監督の映画『十三人の刺客』(2010年)でも起用されるなど、順調にキャリアを積んでいく。
世間ではその甘いルックスから"イケメン俳優"のイメージの強かったが、演技派として認知されるようになった作品のひとつが、映画・チャンネルNECOにて5月2日(木)12:00より全話一挙放送される「Nのために」(2014年)だ。ある殺人事件をきっかけに、主人公たちの過去や罪が明らかになっていくミステリー調の恋愛ドラマで、"Nロス"現象を巻き起こすなど、名作として大きな反響を呼んだ。
窪田は、榮倉奈々扮する主人公・杉下の幼なじみで、心優しく生真面目な性格の成瀬を演じている。杉下を想いながらも不器用に見守る彼は、どこかつかみどころのないキャラクターではあるが、窪田が丁寧な演技で"体温"を宿し、視聴者を作品の世界へグッと引き込んだ。
成瀬のキャラクター人気は凄まじく、「Nのために」終了から約3年後に放送された、同じく湊かなえ原作の「リバース」(2017年)に、成瀬役としてクロスオーバー的に出演。ワンポイントでのゲスト出演ながら、SNS上ではファンから歓喜の声が多数あがったほど。
どんなキャラクターも演じ分ける"カメレオン"ぶりで、「デスノート」(2015年)で狂気たっぷりに演じた夜神月役や、「HiGH & LOW」シリーズで演じた寡黙なスモーキー役など、強烈な世界観を持つ作品に違和感なく溶け込んできた窪田正孝。2020年のNHK連続テレビ小説「エール」でも主演を務めるなど、目覚しい活躍を見せる彼の真骨頂を、「Nのために」で改めて感じてみてほしい。
文=HOMINIS編集部
放送情報
Nのために
放送日時:2019年5月2日(木)12:00~
チャンネル:映画・チャンネルNECO
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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