崎山つばさら2.5次元俳優の新たな一面が見られる!舞台「幕末太陽傳 外伝」

舞台「幕末太陽傳 外伝」より
舞台「幕末太陽傳 外伝」より

1957年公開の川島雄三監督の『幕末太陽傳』は、実在した遊郭を舞台にしたコメディ映画で、日本映画史に残る名作とされている。今回、「川島雄三監督生誕100周年プロジェクト」として2019年に上演された舞台『幕末太陽傳 外伝』のバックステージ映像付き特別版が、11月17日(日)に日テレプラスにてTV初放送。

本作は、『ハンサム落語』シリーズや舞台『ハイスクール奇面組』などを手がけたなるせゆうせいが脚本・演出を担当しており、原作映画をもとにしつつもストーリーに大きくアレンジが加えられている。キャストには崎山つばさら、2.5次元舞台を中心に活躍する俳優たちが名を連ねており、30分を超えるバックステージ映像も見逃せない。また主人公は古典落語からとられているとあって、柳亭小痴楽と春風亭昇々(Wキャスト)が語り部として参加しており、ユーモラスな語り口で観客を物語の中へ誘ってくれる。

時は幕末。品川宿の遊郭・相模屋で勘定も気にせずに豪遊した佐平次だったが、実のところ彼は一銭も金を持ち合わせていなかった。支払いのために居残りと称して相模屋に居つき、女郎たちや訪れる客のトラブルを見事に解決していく佐平次。しかし相模屋には、高杉晋作率いる攘夷派の志士たちが、とある計画のために滞在していた。さらに佐平次はそこで、思わぬ人物に再会することになる。

舞台「幕末太陽傳 外伝」より

(C)日活/ADKクリエイティブ・ワン

主人公・居残り佐平次を演じているのは、本作が舞台初主演となった崎山つばさ。2014年に俳優デビューした崎山は、翌年ミュージカル『刀剣乱舞』の石切丸役に抜擢されて注目を浴び、2018年には石切丸としてNHK紅白歌合戦にも出場。その他にもさまざまな人気作に出演しており、最近では舞台『幽☆遊☆白書』の主人公・浦飯幽助を演じたことで大きな話題となった。

本作では、お調子者だが面倒見がいい性格で、気づけば周りの信頼を得ていく佐平次を生き生きと演じている。ただ楽観的なわけではなく、病を抱えて苦労もしたうえで明るい佐平次を、丁寧に表現しているのだ。また、なかなか聞けない「べらんめぇ」口調もファンには注目のポイントだろう。

舞台「幕末太陽傳 外伝」より

(C)日活/ADKクリエイティブ・ワン

崎山の他にも、『あんさんぶるスターズ!オン・ステージ』の蓮巳敬人役で知られる小松準弥や、舞台『刀剣乱舞』に出演している蒼木陣や小坂涼太郎が参加しており、2.5次元舞台とはまた違った一面を見せてくれる。

物語は歌やダンスを織り交ぜながら進んでいき、原作映画や宝塚歌劇団・雪組によるミュージカル版などとも違った展開を迎える。コメディ色の強い演出や軽妙なアドリブが随所に盛り込まれているので、名作映画を原作とする時代劇とはいえ、構える必要はまったくない。さまざまな騒動を解決していく佐平次の軽やかで力強い姿。時代を超えて伝わる魅力に、引き込まれるだろう。

文=中島文華

この記事の全ての画像を見る

放送情報

舞台「幕末太陽傳 外伝」バックステージ映像付特別版
放送日時:2019年11月17日(日)21:00~
チャンネル:日テレプラス ドラマ・アニメ・音楽ライブ
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像

記事に関するワード

関連人物