岡田将生と志尊淳がW主演を飾り、ヤマシタトモコによる同名人気漫画を映画化した話題作『さんかく窓の外側は夜』が1月22日(金)に公開される。岡田演じる霊を祓える男と、志尊演じる霊が視える男がバディを組み、"除霊"という特殊能力を駆使して怪奇事件の謎を解いていくミステリーだ。
そして、この主演コンビに負けず劣らず異彩を放っているのが、平手友梨奈が扮した、呪いを操る謎の女子高生・非浦英莉可。父親の指示から"呪い屋"をやっており、事件を解決しようとする冷川と三角の前に現れるミステリアスなキャラクターだ。劇中では、この特殊能力を持つ3人が、不可思議な事件が次々と巻き起こる物語の中で、独特の存在感を放っている。
幼い頃から霊が視えてしまうことに悩まされていた書店員の三角(志尊)は、除霊師だという冷川(岡田)にその能力を買われ、助手になる。2人はバディを組み、未解決殺人事件の解決に挑んでいく中で、ある霊からの「ヒウラエリカにだまされた」というメッセージを聞き、真相に近づいていく...。
除霊師としての腕は抜群だが、感情が欠如しておりコミュニケーションに難のある冷川。人の死にも動じない謎めいた冷川役を、岡田はうっすらと浮かべる少しチグハグな笑顔や、一定のトーンで貫かれた喋り方などで表現した。
一方の志尊は、霊の存在を怖いと感じるいわゆる"普通の青年"三角を演じるにあたり、肩や声を小刻みに震わせて霊に怯えたり、マイペースな冷川への戸惑いを眼差し一つで表してみたりと、キャラクターに寄り添った繊細な演技を見せている。
そんな息の合ったバディぶりを発揮した岡田と志尊に対し、ストーリーの鍵を握るヒロインを圧倒的なカリスマ性で表現した平手。
ぎこちない笑みや鋭く刺す眼差しを向け、ダークな一面を覗かせたかと思えば、能力に対する葛藤が滲み出たような表情も浮かべる英莉可。彼女がどんな思いを抱えているのか?と自然と見る者を引きつけてしまうような芝居を、平手ならではの空気感をリアルに投影させながら披露している。『響 -HIBIKI-』(2018年)に続く2度目の映画出演とは思えない堂々たる演技はさすがのひと言だ。
全貌が気になる本作の公開に合わせ、「映画『さんかく窓の外側は夜』公開記念特番」が、衛星劇場とホームドラマチャンネルにて放送される。番組では作品の見どころを徹底分析。岡田、志尊、平手が顔を揃えたSPトークでは、チームワーク抜群の撮影エピソードが明らかになっていくほか、森ガキ侑大監督のインタビューや秘蔵メイキングも盛り込まれた充実の内容になっている。
難役を見事な演技力で表現した岡田、繊細な演技で新たな境地を見せる志尊、そして女優として開眼していく平手。魅力あふれる3人が、スクリーン上でどのような化学反応を起こすのか?その秘密がこの番組では覗き見れるかもしれない。
文=HOMINIS編集部
放送情報
映画「さんかく窓の外側は夜」公開記念特番
放送日時:2021年1月16日(土)21:10~ ※無料放送
チャンネル:衛星劇場
放送日時:2021年1月23日(土)21:45~ ※無料放送
チャンネル:ホームドラマチャンネル 韓流・時代劇・国内ドラマ
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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