川村壱馬が熱演！幼馴染6人の日常を描く「6 from HiGH&LOW THE WORST」

『HiGH&LOW』シリーズといえば、EXILE TRIBEメンバーや、若手の実力派俳優を多数起用し、5つのチームが統率する「SWORD地区」で起こる抗争を描いた青春バトルアクション大作。対立していたチームは、国家の陰謀に立ち向かうために協定を組み、そこからさまざまな友情が生まれていくという人間ドラマも描かれている。

『HiGH&LOW THE WORST』は、人気バトルアクションシリーズ『HiGH&LOW』と、伝説的不良コミック「WORST」(原作・髙橋ヒロシ)が奇跡のコラボによって、LDH Jr.EXILE世代を中心に2019年に誕生した。舞台は『HiGH&LOW』のチームの1つ、鬼邪高校。絶対的番長として鬼邪高校を率いてきた定時制の村山良樹(山田裕貴)に、全日制の新興勢力が頂上[テッペン]を目指して勝負を挑み、そのダークホースと目されているのが花岡楓士雄(川村壱馬/THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)。そして、佐田佐智雄(志尊淳)率いる"殺し屋軍団・鳳仙学園"が登場し、互いの仲間を襲撃された事件がキッカケで大激突となる。

ドラマ「HiGH&LOW THE WORST EPISODE.O」では鬼邪高校内の番長争い、映画『HiGH&LOW THE WORST』では、鬼邪高校と敵対する鳳仙学園がドラッグ密売組織を撲滅するために共闘。これを機に村山が引退し、楓士雄が鬼邪高校の番長となる。

ドラマ「6 from HiGH&LOW THE WORST」は『HiGH&LOW THE WORST』の後日譚で、『HiGH&LOW THE WORST』に登場した楓士雄と彼の幼馴染たちを描いたスピンオフ作品になっている。この作品が3月26日(金)日テレプラスで一挙放送される。

子どものころから仲良しの6人。ケンカは強いが天真爛漫な花岡楓士雄、成績優秀な桐原誠司(白洲迅)、ケンカ好きな尾々地真也(中務裕太/GENERATIONS from EXILE TRIBE)・正也(小森隼/GENERATIONS from EXILE TRIBE)の"オロチ兄弟"、お転婆な石井マドカ(富田望生)、内気な前川新太(矢野聖人)は、「希望ヶ丘団地」で育った。貧困で治安が悪化した団地は、いつしか「絶望団地」と呼ばれる、悪の温床に。

新太も金に困ってドラッグ密売組織の手先になってしまうが、そんな彼を救うための抗争が『HiGH&LOW THE WORST』だった。その新太は心を入れ替え、マジメに働くように。楓士雄は、輩を相手に相変わらずケンカの日々を送っていた。そこに楓士雄のことを執拗に探し回る坂田基晃(森崎ウィン)が登場するという新たな展開があるが、ドラマは幼馴染6人それぞれの日常を描く作品になっている。

希望ヶ丘団地から離れる際、「10年後の自分に手紙を書いて、10年後の今日、掘り起こそう！」と約束してタイムカプセルを埋めた6人。それぞれの場所で暮らしていながら10年後のその日、自然と6人が集まった。そしてまた10年後の自分への手紙を書き、再び10年後の再会を誓ったのだが、10年経たずに再び彼らを集める事件が...。

『HiGH&LOW』シリーズ、村山(山田裕貴)の名セリフである「行くぞてめーら！」を引き継いだ川村壱馬。HiGH&LOW THE WORST PREMIUM LIVE SHOWのハイライトでも、「行くぞてめーら！」と発して気合を入れる姿が見られたが、ずっと『HiGH&LOW』出演を熱望していた川村にとって、楓士雄は思い入れの強い役だ。ケンカは強いけれど、心優しい楓士雄は、どんな仲間とともに育ってきたのか。この作品を見てから『HiGH&LOW THE WORST』を見直すと、また違った思いがよぎるかもしれない。

文＝坂本ゆかり

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