松本穂香がBL好き腐女子を熱演！「グラップラー刃牙」で妄想を繰り広げる？

松本穂香主演のWOWOWオリジナルドラマ「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」が8月20日から放映される。原案となったのは社会学者でありBL研究家でもある金田淳子の同タイトルのエッセイ。板垣恵介の人気格闘漫画「グラップラー刃牙」を読んで＂これは濃厚BLなのでは？＂と思ったことがキッカケで生まれた作品だ。メガホンをとったのは山岸聖太。エンディングテーマにはCHAIの「Wish Upon a Star」が起用されている。

ドラマで松本が演じるのは、腐女子であることを隠しながら文房具メーカーで働く児島あかね。身近にあるモノまで＂BL＂と関連づけて考えてしまうほどの熱狂的BLファンで、「グラップラー刃牙」と出会って漫画に登場する格闘家たちの肉体美や台詞にドキドキし、妄想にひたる幸せな日々を過ごしている。そんなあかねの職場の後輩・竹野航平を演じているのが岡山天音だ。あかねに好意を抱いているが、相手にされず、ウザがられる役どころ。あかねの地元の同級生で、会社に出入りしている会社員・柴本大寿を演じているのは神尾楓珠。明るくフレンドリーな性格だが、あかねが秘密にしていたBL愛を高校時代にクラスメートにバラしたことがあり、あかねからは天敵とみなされている。

初めてドラマのタイトルを聞いた時はどういう内容なのか、頭が追いつかなかったという松本は「BL好きな乙女の頭の中を具現化すると、こんなにもカラフルな世界になるのだなぁと楽しい気持ちになりつつ、その膨大なセリフ量に圧倒されました。大変な撮影ではありましたが、とにかく楽しかったです！　刃牙ファンの方も、刃牙初心者の方も、楽しんで頂ける内容になっているかと思います。ぜひお楽しみに」と公式コメントを発表。

松本といえば、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年)で主人公の同僚の澄子役を演じて注目を集め、翌年にはドラマ「この世界の片隅に」で約3000人が受けたオーディションの中から主人公・すず役に抜擢され、連続ドラマに初主演を果たした。その後も「アストラル・アブノーマル鈴木さん」など3本の主演映画が公開され、この夏は有村架純と共演した「お〜いお茶」のCMが話題になるなど、ドラマに映画、CMと引っ張りだこだ。

「グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ」には、かなり世界に入りこんだ妄想シーンが登場するとのことなので、主演女優としてブレイクした松本の演技にも注目したい。

文＝山本弘子

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