菅田将暉山崎賢人野村周平らが生徒役で共演!今改めて見たい学園ドラマ

「35歳の高校生」より
「35歳の高校生」より

米倉涼子が主演を務めた「35歳の高校生」(2013年)は、菅田将暉、山崎賢人(※「崎」は正しくは「立さき」)、高杉真宙、野村周平、新川優愛、広瀬アリス、森川葵、松岡茉優など今や主演クラスの役者たちが生徒役で出演していたことでも語り継がれている社会派学園ドラマだ。

米倉演じる馬場亜矢子は35歳で高校に入り直し、クラスのみんなから"ババア""おばさん"とディスられる謎のヒロイン。自身も闇を抱えている彼女が、目には見えないイジメや"スクールカースト"と呼ばれるランキング、事なかれ主義の教師たちに疑問を呈し、本音を引き出すことで問題を解決していく物語で、リストカットを繰り返す長谷川里奈(広瀬アリス)がフィーチャリングされた第1話目から衝撃的な内容が話題となった。

写真左から菅田将暉、野村周平、高杉真宙(「35歳の高校生」より)
写真左から菅田将暉、野村周平、高杉真宙(「35歳の高校生」より)

(C)NTV

生徒が1軍、2軍、3軍と格付けされていて、空気を読んで行動するのが暗黙のルールになっている3年A組のムードを支配しているのが、菅田将暉演じる土屋正光。正光の子分を高杉真宙と野村周平が演じ、常にヘッドホンをして孤立している阿久津涼を山崎賢人が演じている。ドラマは後半に行くほどに謎が明らかになっていく構成。馬場に抗い続ける菅田将暉と空虚な目をした傍観者の山崎賢人の演技もヒートアップしていく。

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■シニカルな表情と、きれ具合が迫力の菅田将暉

高校生とは思えないオーラと迫力でクラスメートをビビらせているのが土屋(菅田将暉)。キレると机や椅子を蹴り飛ばすのは日常茶飯事。路上ライブをやっている親友たちを仲間割れさせ、馬場(米倉涼子)の作戦で2人が殴り合い、お互いが言えなかった本音をぶつけ合う様子を見て「あ〜あ、せっかくのおもちゃが台無し」と吐き捨てるなど阿久津(山崎賢人)とは違う意味で、みんなをいじって傍観している醒めた面もあり、ひとことで言うと根性が曲がっているタイプ。そんな正光といつもつるんでいるのがイキっている東蓮(高杉真宙)とお調子者でムードメーカーの湯川理(野村周平)。担任も逆らえない1軍の3人組は馬場が少しずつクラスの空気を変えていくことによってイライラを募らせていく。

菅田将暉の演技がクライマックスに達するのは"魔女裁判"を開き、馬場の過去を非情なやり口で暴いていくシーン。米倉涼子と対等に渡り合う迫力の演技にこの頃からタダモノではないと思わされる。

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■ミステリアスな山崎賢人の演技に吸い込まれる?

クラスの中で最も何を考えているのかわからないのが阿久津だ。ドラマが後半に進むまでほぼ声を発することがないが、馬場に強い興味を抱き、実は裏サイトを操る影の支配者という役どころだ。「"スクールカースト"とかいうくだらない序列を壊そうとしているんだよね」と馬場に近づき、裏の顔を見せるようになる。そんな阿久津と土屋と馬場が絡む一触即発の場面も本作の見どころで、菅田とは違う屈折を感じさせる山崎の佇まいが怖い。

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生徒を演じた俳優たちがその後、第一線で活躍していることも含め「35歳の高校生」はいろいろな視点で楽しめて、考えさせられるドラマだ。

文=山本弘子

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放送情報

35歳の高校生  一挙放送
放送日時:2021年11月13日(土)11:35~
チャンネル:ファミリー劇場
※放送スケジュールは変更になる場合があります

最新の放送情報はスカパー!公式サイトへ

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