髙嶋政宏のアジア縦断旅がついに完結！特別インタビューをお届け！

シリーズ最長1,000kmを縦断！
髙嶋政宏のアジア縦断旅が完結へ！

旅大好き俳優・髙嶋政宏が行きたい場所へ自由気ままに旅をする「髙嶋政宏の旅番長」シリーズ。第5弾となる今回は、シリーズ最長距離のタイ・バンコクからラオス・ルアンパバーンまでを縦断する「熱風！アジア縦断 完結編」に挑戦。4月14日(土)より旅チャンネルで放送がスタートする。髙嶋にアジア縦断の旅の思い出を聞いた。

今回の旅は「旅番長」シリーズで最も過酷でした

－前回の終着地タイ・バンコクから旅がスタートしましたが、また番組がスタートすると聞いたときの感想を教えてください。

本当は年に2回くらい行きたいのですがなかなか行けず、2年ぶりになってしまいました。決まったときはうれしかったですね。すぐに現地で着る短パンとロックTシャツ、日焼け止めを用意しました(笑)。

－「旅番長」といえばロックTシャツを着用していますが、どれくらい持っているのでしょうか？

自宅には数百枚はありますね。1日につきロックTシャツ1枚着ると考えたら、「旅番長」に1年間行けるくらい(笑)。僕はこの旅には毎回、お気に入りのモノを持って行っています。やっぱりアジアの旅にはTシャツが一番。だってすぐに洗って乾かせるんですから。

今回も移動手段はトゥクトゥクでしたが、洗ったTシャツを脇に吊るして走ったらすぐに乾きましたね。本当に便利。着るかどうかは別として、洗えるタイミングがあれば洗っておく、というのが僕の旅での信条です。いつ何があるか分からないですからね。

ちなみに第1弾のころは、体に気を使って高周波治療器とかを持って行っていたんです。ただ、変圧器を使っても上手くできなかったりするので、もう持って行かなくなりましたね。回を重ねるごとに荷物はコンパクトになっていますよ。

－今回はトゥクトゥクで約1,000キロもの距離を移動。旅はいかがでした？

山道を8時間も走るなど、シリーズの中でも一番過酷でしたね。あまりにも揺れが激しいので軽い振動障害になって、帰国後もしばらくめまいがするほど。そして、もっと悩まされたのが天候でした。乾季なのに大雨が降って...。現地の人もびっくりしていました。山岳地帯に入ると気温が下がってめちゃくちゃ寒い。まさか「旅番長」でライトダウンを着るとは思わなかったですよ!!

ただ、この辛さって映像では伝わりにくいんですよね(笑)。きっとトゥクトゥクに乗っている映像なんてわずか数分ですよ。本当は8時間も乗っているのに！ 基本的には常に一人で話して旅の魅力を伝えるのが「旅番長」の良さなんですが、さすがに今回は無口になっています。寒さは心が折れますね...。

－「旅番長」ではいつも楽しそうですが、旅を楽しむための心得を教えてください。

「ダイエットのこと、翌日のことは考えない」ということですね。食べて飲んで好きなことをする。いろんなことを考えるのは家に帰ってからでいいんですよ。楽しんじゃったモノ勝ちですよ。

－今回も美味しいものをたくさん食べていると思いますが、旅で出合った忘れられないグルメBEST3を教えてください。

3位はラオス・ビエンチャンの「ラープ」。細かく刻んだそぼろみたいな肉をレタスなどで包んで食べるんですが、肉の味がしっかりしていて酸っぱ辛くて美味しかったですね。2位はラオス・ルアンパバーンの「フー」。鶏のだしがしっかり出ていてとろとろ。そして、おこげを入れて食べるのですが、これがまた香ばしくて美味しいです。1位はタイ北部で食べたイサーン料理を出すお店の「ソーセージ」、肉肉しくてアジアのソーセージとはちょっと違いました。ソーセージと青唐辛子、にんじんを交互にかじるのがすごく美味しい。もう一度食べたいです。

－今回で「アジア縦断編」は完結とのこと。今度はどこに行きたいですか？

実は鉄道も好きなので、ヨーロッパの鉄道の旅っていうのもいいですね。ただ、旅費がかなりかかると思うので「旅番長」では無理かな(笑)。「旅番長」シリーズはやっぱりアジアなので、ベトナムかインドに行きたいですね。アジアのカオスな感じや美味しい食事、人懐っこい現地の人たちとまた出会いたいです。

PROFILE
●たかしま・まさひろ
'65年、東京都生まれ。出演作にドラマ「おんな城主 直虎」、舞台「クラウドナイン」など

撮影＝角田幸也　取材・文＝玉置晴子

※この記事はヨムミル！ONLINEの転載になります。

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