窪田正孝が川口春奈のヒモに！なぜか憎めないやり取りが魅力的なドラマ「ヒモメン」！

窪田正孝が家事もしないヒモ男・翔を演じ、彼女で看護師のゆり子を演じた川口春奈とのバカップルぶりがSNSでも大盛り上がりとなった、土曜ナイトドラマ「ヒモメン」(原作は鴻池剛の漫画)。ドラマの中で"これはできる限り楽して生きたいヒモ男とそれを更生させたい彼女の戦いの記録である"、"ゆり子に捨てられたくはない。でも、働きたくもない"と「ちびまる子ちゃん」でお馴染みのキートン山田のナレーションが毎回流れるのも良い。本ドラマがオンエアされた2年後に窪田はNHK連続テレビ小説『エール』で主演をつとめることになるが、演じた作曲家・古山裕一は音楽以外のことはポンコツで妻(二階堂ふみ)に泣きつくこともしばしば。しかし、本ドラマのヒモ男・翔ちゃんはそもそも働く気が皆無で、ゆり子に「1,000円ちょうだい」と無邪気な笑顔で手を出し、お小遣いをねだるのが日常だ。よれよれのシャツに半パン、ボサボサの髪で寝てばかり、働きたくない一心であの手この手でピンチを切り抜けていく翔ちゃんを窪田が生き生きと演じ、翔ちゃんを働かせるために作戦を考えるも、いつも丸めこまれてしまうゆり子を川口が可愛くユーモラスに演じている。

■なぜか憎めないヒモ男にまつわる名言(？)続出

毎日、一生懸命働いているゆり子がゴミ出しを頼んでもベッドでゴロゴロしながら「起きる自信ない〜」と答える翔ちゃんだが、500円出すと言われると「やります！」と態度がコロリ。そんな翔ちゃんの話を聞いたゆり子の先輩看護師(佐藤仁美)に「それは相当、ポテンシャルの高いヒモね」と言われている。

ゆり子には結婚式のプランナーをしている姉(片瀬那奈)がいるのだが、厳しい姉に歴代彼氏チェックをされてきたゆり子は偶然、翔ちゃんといるところを目撃され、真っ青。姉がこの世でいちばん嫌いなのは"仕事ができない男"と"パクチー"と伝えるものの翔ちゃんは「大丈夫。俺、仕事できないんじゃなくて仕事してないから」と清々しいほどの開き直り(？)を見せる。キレたゆり子に家を追い出されたときはゆり子に片思いしている池目医師(勝地涼)の家に許可もとらずに居候し、「全クズ共通の思考回路」と呆れられる。

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