オリックス・紅林弘太郎、「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞!「応援していただいたその力がああいう逆転劇を生んだ」

パ・リーグ オリックス・バファローズ・紅林弘太郎選手が、5月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

紅林選手は5月24日ほっともっと神戸で行われた対東北楽天ゴールデンイーグルス10回戦、4対5の1点ビハインドで迎えた9回裏一死一塁の場面で左翼席へサヨナラ2点本塁打を放った。

オリックスはこの試合、2点を追う4回に4番・森選手の適時二塁打、6番・若月選手のスクイズで同点に追いつくものの、中継ぎ陣が踏ん張り切れず7回表に3点の勝ち越しを許してしまう。しかし、8回裏に3番・中川圭選手の2点本塁打で1点差とすると、9回表にはワゲスパック投手が東北楽天の攻撃を打者3人でしっかりと抑え、最後の攻撃に望みを託す。

迎えた9回裏、マウンドには東北楽天守護神の松井裕投手。一死後、代打の大城選手が出塁すると、打席には紅林選手。カウント2-1からの4球目、甘く入った変化球をジャストミートすると、打球は夜空に高く舞い上がり、そのまま左翼席へ。この打席まで13打数無安打と苦しんでいた紅林選手は、土壇場で劇的な逆転サヨナラ2点本塁打という最高の結果を残した。

紅林選手は21歳3か月。自身にとって初めてのサヨナラ本塁打は、阪急ブレーブス時代に矢野清選手が記録した、サヨナラ本塁打の球団最年少記録である21歳9か月を更新する一発となった。

紅林選手はスカパー!サヨナラ賞初受賞となる。

初サヨナラ打を打つ瞬間の紅林弘太郎選手
初サヨナラ打を打つ瞬間の紅林弘太郎選手

スポーツニッポン新聞社提供

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします

「勝ちに繋がる一打を打てて、それがホームランという最高の形になって、良かったと思います」

――試合前のルーティーンはありますか?

「ご飯をいっぱい食べる。満腹で試合中お腹減っちゃうの嫌なので、満腹でいっぱい食べてから行きます」

――最近、ハマっていることはありますか?

「休みの日に映画館に行って。1人で映画を観ることが好きなので、ポップコーンを食べながら映画を観るというのはしています」

スポーツニッポン新聞社提供

――最近、オフの日に出掛けたところは?

「最近行ったのは、和歌山と京都と淡路島に行きました。プチ旅行ですね。日帰りで行けるところを調べて行っています」

――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします

「最後まで負けている状態でしたけど、応援していただいたその力がああいう逆転劇を生んだと思うので、本当に最後まで応援ありがとうございます」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。

文=HOMINIS編集部

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