中日ドラゴンズ・宇佐見真吾が「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞!辻本達規(BOYS AND MEN)が授賞式に登壇

セ・リーグ 中日ドラゴンズ 宇佐見真吾選手が、8月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

宇佐見選手は、8月13日にバンテリンドーム ナゴヤで行われた対広島東洋カープ18回戦、0対1の1点ビハインドで迎えた延長10回裏、同点に追いついた直後の無死走者なしの場面で、右翼席へ劇的なサヨナラ本塁打を放った。

中日・柳投手、広島東洋・遠藤投手の両先発投手が好投を見せ、試合は投手戦となった。柳投手は9回を投げ切り、無安打無得点に抑える好投を見せたが打線の援護がなく、試合は延長戦へ突入。延長10回表、柳投手に代わり、今季ここまで自責点無しの守護神・マルティネス投手が登板するが、堂林選手に本塁打を浴び、ついに試合の均衡が破れる。

0対1の中日ドラゴンズ1点ビハインドで迎えた延長10回裏、先頭の石川昂選手が左翼席へ起死回生の同点本塁打を放つ。スタンドの興奮が冷めやまぬ中、打席には、この日投手陣の好投を捕手として支えてきた宇佐見選手が立つ。広島東洋の守護神・矢崎投手の3球目を振り抜いた打球は、そのまま一直線にファンの待つ右翼席へ飛び込むサヨナラ本塁打となった。宇佐見選手は8月度にこの試合を含む月間3度のサヨナラ打を記録。これは落合博満選手(中日)、阿部慎之助選手(読売)以来3人目のセ・リーグタイ記録である。

宇佐見選手はスカパー!サヨナラ賞初受賞となる。今回の授賞式には、12球団応援プロジェクト 中日ドラゴンズ応援団長 辻本達規(BOYS AND MEN)がプレゼンターとして登壇。「僕の親友の柳裕也を救ってくれてありがとうございます!」とコメントを添えてトロフィーが贈呈された。

笑顔でホームに向かう宇佐見真吾選手
笑顔でホームに向かう宇佐見真吾選手

スポーツニッポン新聞社提供

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします。

「素直に選んでもらって嬉しく思います」

――サヨナラの場面を振り返ってみて、いかがですか?

「柳も良いピッチングをしましたし、そんな中でライデルが1点取られて...チームとして雰囲気が重い中で(石川)昂弥がホームラン打って、良い流れのどさくさのホームランだったので決められて良かったなと思いました」

――2試合連続のサヨナラ打を放ちましたが、その場面を振り返ってはいかがでしょうか?

「(監督から)狙うならシュートを思いっきりファールを打つぐらい狙っていっても良いし、強引にならずに逆方向に打っても良いし、そこは自分で決めろと言われた。逆方向を打とうと思ったんですけど、反応で打ったら抜けました」

――8月3度目のサヨナラ打の場面では打席でサヨナラの意識はありましたか?

「もちろんありましたし、その前の打席でもサヨナラの場面で凡退をしていたので、絶対に決めてやろうと思って打席に入りました」

――好調の要因はなんでしょうか?

「立浪監督、和田コーチ、森野コーチから色んなアドバイスをもらって、ここまでやれているだけなので、全く自分の力じゃないと思いますし、本当に毎日指導してもらっているので感謝しながらやっています」

――ファンの皆さんへ向けて一言お願いします

「サヨナラとなると長い時間観ていないと観られないと思うので、観てもらって感謝しています。ありがとうございます」

■辻本達規(BOYS AND MEN)からのインタビュー

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