東北楽天ゴールデンイーグルス岸孝之投手が優勝を目指して新シーズンに臨む!

昨シーズンは、11勝をあげ、防御率2.72で最優秀防御率投手に輝き、ゴールデン・グラブ賞も受賞した岸孝之投手。埼玉西武ライオンズ(以下、西武)から東北楽天ゴールデンイーグルス(以下、楽天)に移籍して2年目だった昨シーズン、何か変わったことはあったのか、本人にインタビューし今シーズンの抱負なども語ってもらった。

昨シーズンは大活躍でしたが、何か変えたことなどありますか?

「僕自身は特に変わったことはありません。ただ、西武時代と楽天に来てからは登板しない日の調整メニューが変わりました。西武のときはランニングなど練習メニューが多かったのですが、楽天では走る量が減りました。練習メニューを少なくし、できるだけ疲労を抜いて、登板日にベストなパフォーマンスを出せるようにしようという調整法が自分には合っているんだと思います。それが成績にもつながっているのかもしれません」

出身地・仙台の楽天に移籍して2年、チームにはだいぶなじめましたか?

「同い年の嶋基宏や、先輩の今江(年晶)さん、昨シーズン西武に移籍して引退された(松井)稼頭央さんなどが、自分がチームに溶け込めるようにと、すごく気をつかってくれたので、すぐになじめました。今シーズンは西武時代の後輩の浅村(栄斗)が移籍してきたので、自分がしてもらったように、浅村を手助けし、サポートしていけたらなと思っています」

西武時代に投手として一緒にチームを引っ張った石井一久氏が、昨年9月に楽天のゼネラルマネージャー(以下、GM)に就任しましたが、今シーズンはチームにどんな影響を与えそうですか?

「石井さんは、西武時代は友達のような感覚で接してくれる、とてもいい先輩でした。GMになられてからは、トレードやFAで積極的に戦力補強し、コーチ陣も一新し、本気になって何とかチームを変えようとしているのが伝わってきます。僕も石井さんの期待に応えたいなと思っています」

則本昂大投手と並ぶエースとして期待を集める2019シーズン、岸投手の目標は?

「目標の数字は特に決めていません。昨年は1試合、1試合に集中し、調子の波が激しくなく、1年間通して投げられたことはすごくよかったと思っています。それでもローテーションをとばすことはありましたし、自分の成績はよかったのですが、それがチームの順位に結びつきませんでした。今シーズンは1年間きちんとローテーションを守り、チームの勝利に貢献するピッチングをして、優勝を目指していきたいと思います」

Profile
岸孝之(きしたかゆき) 1984年宮城県生まれ。東北学院大学から2007年に西武ライオンズ(現・埼玉西武ライオンズ)へ入団。2014年にはノーヒットノーランを達成し、最高勝率に輝くなど先発投手として活躍。2016年オフにFAし、東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍した。

文=エンターバンク 写真提供:J SPORTS

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