大将・中田翔が吉田輝星ら黄金ルーキーをキャンプで牽引！

プロ野球は、いよいよ2月1日（金）からキャンプイン。昨年3位だった北海道日本ハムファイターズの1軍は、2月1日（金）～12日（火）にアメリカ･アリゾナ州スコッツデールで、2月15日（金）～25日（月）には沖縄県名護市などでキャンプを張る。GAORA SPORTSではアリゾナ、沖縄ともキャンプの模様を生中継で放送。臨場感あふれる練習や、紅白戦、練習試合などをたっぷりお送りする。

ファイターズを引っ張るのは、不動の4番打者･中田翔内野手だ。昨年は25本塁打、106打点を放ち、自身4度目の100打点オーバーを記録したものの、チームはレギュラーシーズン3位で、クライマックスシリーズでは福岡ソフトバンクホークスに惜敗した。オフには去就が注目されたが、FA権は行使せずにチームへ残留。2年連続でキャプテンを務め、3年ぶりの優勝へ向け、チームを牽引していく。

ファイターズには今季から注目選手が新たに加わった。昨年のドラフト1位で金足農業（秋田）から入団した吉田輝星投手は、まさに黄金ルーキー。昨夏の第100回全国高校野球選手権大会で4試合連続2けた奪三振を記録するなど活躍し、秋田県勢を第1回大会以来、103年ぶりの準優勝に導いた。予選を含め、11試合で合計1517球も投げた熱投は感動を呼び、金足農業旋風は社会現象にまでなった。そんなルーキー吉田の一挙手一投足はキャンプから見逃せない。また、台湾からポスティングシステムで王柏融（わん・ぼーろん）外野手を獲得。台湾プロ野球で2度の打率4割を記録し、2017年には3冠王に輝いた"大王"のニックネームを持つスラッガーにも注目が集まる。そしてオリックスを退団した金子弌大（ちひろ）投手も加入。通算120勝をあげ、最多勝利投手2回など数々のタイトルを獲得している35歳のベテラン金子の投球術は、チームに変革をもたらすはずだ。

そんな新戦力たちがまとまり、ファイターズがチーム一丸となって優勝へ突き進むためには、キャプテン中田翔のリーダーシップが不可欠だ。昨年までともにクリーンアップを担ってきたレアード内野手が退団し、2年目を迎える清宮幸太郎内野手とともに、今季はよりいっそう中田のバットに期待がかかる。シーズン開幕ヘ向けて大事なキャンプで、大将･中田翔の牽引力に注目！

Profile
中田翔（なかたしょう）　1989年広島県生まれ。大阪桐蔭高校からドラフト1位で2008年に北海道日本ハムファイターズへ入団。2011年からレギュラーとなり、2014年と2016年には打点王に輝いている。ニックネームは大将。

文／エンターバンク

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