4月18日(木)からの東建ホームメイトカップで開幕する、今季の国内男子ゴルフツアー。開幕を前に、3月23日(土)にゴルフネットワークで放送される特別番組「石川遼×武井壮 2019国内男子ツアー開幕直前SP」の収録が行われた。
――昨年から選手会長に就任した石川遼。プレー以外の苦労も多かったようだが?
石川「一番苦労したのは、自分の意見ではなく、選手会としての意見を求められることでした。でも、ほかの選手たちはすごく協力してくれました。特に池田勇太さんに『サポートするから、好きなようにやってみろ』と後押ししてもらい、心強かったですね。昨年から大会ピンフラッグの販売を始めたのですが、今年もさらなる売上げアップを目指してPRを強化していきたいと思います」
――昨年の国内男子ツアーは今平周吾が初の賞金王に輝いた。石川自身は優勝こそなかったものの、日本シリーズJTカップで2位タイに入るなど、完全復活への手応えをつかんでいる。そんな石川が今シーズン注目する選手とは?
石川「出水田大二郎プロと星野陸也プロですね。昨年、出水田プロはRIZAP KBCオーガスタで、星野プロはフジサンケイクラシックでツアー初優勝を果たしました。二人ともコースをねじ伏せる力がありますね。また、昨年の日本シリーズJTカップで優勝争いを展開した堀川未来夢プロ、小柄ですが飛距離の出る香妻陣一朗プロにも注目してほしいですね。日本人選手も、個性的なスイングで話題を集めた韓国のチェ・ホソンさんのように、キャラでも魅せてほしいと思います」
――オフの日は何をしているのかと問われると、ゴルフと答えるほどストイックな石川だが、最近はゲームや甘いものにもハマっているという。選手会長として、プレーヤーとしてツアーを引っ張る石川の今シーズンの目標は?
石川「選手会長としての目標は、観客数を増加させることです。テレビの視聴率も上げていきたいですね。プレーヤーとしては、記憶に残るプレーを見せたい。同じ勝ち方でも差をつけて勝ったり、あるいは順位が30位くらいだったとしても、あの1打はヤバかったと言われるような、ファンからまた見たいと思ってもらえるようなプレーをしたいと思います」
――プライベートでも親交のある石川遼とタレントの武井壮は、番組内ではもちろんのこと、収録後もノンストップで熱く語り合った。
武井「久しぶりに対談させてもらって、成長しているというか、より多くの知識とスキルと経験を身につけているなと思いましたね。ゴルフをより広い視野で見て、自分のプレーを細かく大胆に分析しているような気がします。数年前は、はっきりと言い切ることがあまりないという印象だったんですけど、今回はズドンズドンと自分の中で区切りの付いた言葉が多かったので、人間的な厚みを増してきたなと感じました」
石川「以前は技術的に自分の中で、これがいいんだという確信が持てなかった分、はっきりした発言はできなかったんだと思います。でも、今は客観的事実を並べて、自分で向き合うことができています。試合でミスをしたショットが、結果を気にしない練習場で打つと、いいショットになる。結果を気にしている時と、していない時で、自分の体にブレが出ていたんだなと見えてきました。自分で向き合って疑問を深く掘り下げていくと少しずつ形が見えてくると思います」
石川が「話は尽きないですから、今度はご飯でも食べながら、じっくり語り合いたいですね」と言えば、武井は「しゃぶしゃぶなんか食べながらね」とすぐに返す。本当に仲のいい2人だからこそ出る驚きのエピソードなどもあり、開幕前にぜひチェックしたい内容となっている。
文=エンターバンク
放送情報
石川遼×武井壮~2019国内男子ツアー開幕直前SP~
放送日時:2019年3月23日(土)16:00~
チャンネル:ゴルフネットワーク
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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