"風間イズム"を持つ川崎と名古屋の一戦。得点が生まれたのは意外にも...

5月19日放送の『平畠会議』J1第12節の回では、司会の平畠啓史とともにゲストに元Jリーガーの岩本輝雄、佐藤悠介、岡山一成を招へい。週末のJ1について熱い議論が行われた。

今回議案に挙がったのは、5月17日に行われた川崎vs名古屋の一戦。試合は前半終了間際にマテウスのミドルシュートで名古屋が先制するも、後半に川崎がレアンドロ・ダミアンのゴールで追いつく。その後は互いに攻勢を強めたが、決着はつかず1-1の引き分けに終わった。

リーグ屈指のパスワークを誇る両チームの上位対決は、平日開催にもかかわらずチケットが完売。24,821人の観衆が等々力陸上競技場へ足を運んだ。その観衆の期待に応えるかのように、ハイレベルな戦いが繰り広げられ、現地観戦した岩本は「今まで見た中でトップ3に入るくらいの好ゲームだった」と興奮した様子で試合を振り返った。

先制点を決めたマテウスは、先発出場した直近2試合でゴールを決めており、風間監督の起用に応える形となった。この試合では後半11分と早い時間での途中交代となったが、佐藤はその理由として、マテウスの特徴と名古屋の戦術のギャップを指摘している。

「マテウスはラインを背負いながらの1対1の勝負や、押し込まれたところからのカウンター勝負が一番の持ち味。しかし名古屋で求められているのは、SBのオーバーラップを促すことや、ラインの間に入って時間を作ること。実際にできていたかと言えば、問題点ではある」

マテウスの先制点はロングボールから生まれた。細かくパスを繋いでゴールを目指す風間監督の狙いとは異なるが、岩本は「たしかにすごいゴールだったけど、意図している攻撃をするなら前田(直輝)のほうが良かったのではないか」と起用法について苦言を呈した。

一方で、川崎のレアンドロ・ダミアンの同点弾も、ロングボールから生まれたゴールだった。両チームともロングボールを起点に試合が動いたが、岩本はこのように語った。

「崩してきれいに決めるのがなかなか難しいからこそ、ロングボールの質はものすごく大事になる。川崎は後半に高さのある(レアンドロ・)ダミアンを入れたことで、前線にポイントができた。それによって両サイドから攻める選択肢も増えて、シンプルにできるようになった」

今シーズンから川崎に加入したレアンドロ・ダミアンは、スーパーサブとしての起用が続いている。その起用法について、川崎のOBである岡山は、かつて川崎に所属していたジュニーニョを引き合いに出して分析した。

「ジュニーニョはチームの中心だった。(レアンドロ・)ダミアンの場合は、アクセントとしての存在感が強くて、今までのサッカーを一から変えるわけではない。だから途中出場が続いている」

マテウスとレアンドロ・ダミアン。ポゼッションサッカーを武器とする両チームの中では、異色の存在感を放つ2人だが、今後はどのような活躍を見せるのだろうか。

J1リーグ開催週の日曜日21:00~生放送されている『平畠会議』。次回のJ1第13節の回は、5月26日(日)21:00~放送スタートの予定となっている。

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放送情報

平畠会議

放送日時:5月26日(日) 21:00~

チャンネル:スカサカ!

※放送スケジュールは変更になる場合がございます。

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