5月26日放送の『平畠会議』J1第13節の回では、司会の平畠啓史とともにゲストに安永聡太郎、名良橋晃、土屋征夫を招へい。週末のJ1について熱い議論が行われた。
今回議案に挙がったのは、5月26日に行われた鳥栖vs鹿島の一戦。試合は後半アディショナルタイムに豊田陽平が決勝点を挙げ、ホームの鳥栖が勝利した。
今シーズンは開幕から得点力不足に陥り、勝ち点を詰めずにいた鳥栖。5月初めには、ルイス・カレーラス監督が成績不振を理由に解任となった。しかし、コーチを務めていた金明輝氏が第11節から監督に就任すると、チームは3連勝を果たした。
甲府時代にJ1で鳥栖と対戦経験を持つ土屋は、「僕が何年か前に戦っていた鳥栖が戻ってきた」と復調ぶりを評価。フェルナンド・トレースや金崎夢生など、前線にリーグ屈指のタレントを抱える中で、チームが「個→輪」へ変化していると語った。
「素晴らしい選手が揃っている中で、今までも一人ひとりが何かをしようと頑張っていたと思います。それを監督がギュッと一つに固めたのが、今のチームであって、もともとある鳥栖の姿なのかなと感じます」
土屋のコメントに対して、安永は「その輪の中に当たり前にいて、触れなくなったけど、松岡(大起)はまだ17歳だからね」と、二種登録ながらレギュラーとして活躍する松岡を名指し。これには名良橋も「本当にそう!」と何度も深く頷いた。
その名良橋は、タレントと若手が融合を図る鳥栖において、"バランサー"の役割を果たしている右サイドバックの小林祐三を称賛した。
「鳥栖は左が結構強みなんですよね。三丸(拡)選手、(イサック・)クエンカ選手、原川(力)選手がいて。その良さを引き出しているのは小林(祐三)選手で、右でバランスを取りながら、左肩上がりにチームを動かしているんじゃないかと思います」
金監督のもとで、"らしさ"を取り戻した鳥栖。次節は首位・FC東京に初白星をつけたC大阪と、ホームで対戦する。
J1リーグ開催週の日曜日21:00~生放送されている『平畠会議』。次回のJ1第14節の回は、6月2日(日)21:00~放送スタートの予定となっている。
放送情報
平畠会議
放送日時:6月2日(日) 21:00~
チャンネル:スカサカ!
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