6月16日放送の『平畠会議』J1第15節の回では、司会の平畠啓史とともにゲストに北野誠、岩本輝雄、森岡隆三を招へい。週末のJ1について熱い議論が行われた。
今回議案に挙がったのは、6月15日に行われた仙台vs松本の一戦。試合は前半に道渕諒平のゴールで仙台が先制し、そのまま1-0で勝利した。
立ち上がりこそ松本に押し込まれた仙台だったが、徐々にペースを引き寄せていくと、前半36分には先制に成功。その要因として、北野氏はサイドハーフの道渕と関口訓充の動きを挙げた。
「インサイドにサイドハーフが入ってくることで、松本の守備は混乱していた。仙台はサイドの空いたスペースをサイドバックが使い、逆サイドにクロスを送るという狙いがあった。得点もその形から生まれている」
ゴールシーンを振り返ってみると、右サイドを駆け上がった蜂須賀孝治のクロスが、逆サイドの永戸勝也に渡り、折り返しを中に絞っていた道渕がヘディングで押し込んだ。まさに仙台の狙い通りの形だった。
後半はリードを奪った仙台が自陣で守備を固め、松本が攻め込む展開となった。それでも仙台は最後まで松本にゴールを許さず、北野氏は「あと10分あっても失点しなかっただろう」と守備陣を讃えた。
森岡も仙台の守備陣を評価した上で、中断期間での準備が勝利につながったと分析した。
「相手のクロスに対して、いるべきポジションに戻れていたし、この2週間で良く準備してきたことが分かる。守ると決めたときの人数とポジショニングが整理されていて、全く問題がなかった」
今シーズン初の2連勝を飾り、降格圏から脱出した仙台。次節は首位・FC東京との対戦となるが、4連勝中のホームで再び勝利を狙う。
J1リーグ開催週の日曜日21:00~生放送されている『平畠会議』。次回のJ1第16節の回は、6月23日(日)21:00~放送スタートの予定となっている。
放送情報
平畠会議
放送日時:6月23日(日) 21:00~
チャンネル:スカサカ!
※放送スケジュールは変更になる場合がございます。
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