パ・リーグ 埼玉西武ライオンズ エルネスト・メヒア選手が、9月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。
9月20日 メットライフドームで行われた、東北楽天ゴールデンイーグルスとの対戦、6回裏に3点を先制するも直後の7回表3点を返され3-3の同点で迎えた9回裏、1死1塁の場面で代打・メヒア選手が東北楽天・松井投手から放った打球はレフトスタンドへ飛び込むサヨナラ2ランホームラン。優勝マジックを4に減らす貴重なサヨナラ打は、自身来日初のサヨナラ本塁打となった。
――9月度の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想を。
「9月の西武は劇的な勝ち方が多かったので、その中で自分が選ばれたというのが嬉しいと同時に驚きの気持ちでいっぱい。自分のホームランによって非常に大きな価値をチームにもたらすことが出来たということがとても嬉しいです」
――勝負強いバッテングを披露したが、どのような準備があったか。
「身体的準備とメンタル的準備。打席は少ないが毎日、試合に出ているときと同じコンディションなるように毎日バッテングに参加して、欠かすことなくランニングをする。メンタル的な部分では、とにかくどんなときも前向きに臨んだことがいい結果に繋がったと思います」
――チームの中での役割は?
「7回、8回、9回が同点であったり、1、2点差で負けている場面で打席にはいる機会をいただくことが多かったので、そういう場面で打点を稼ぐことが(自分の役割であり、)チームの勝ちを導けると思います」
――試合に臨む前の験担ぎは?
「テーピングです。手首と指何本かに巻くが、特に指のテーピングは欠かせないです」
――ケガとかではなく?
「ケガの予防ではなく、やらないと気になってしまいます」
――打席に立つ前のルーティーンは?
「試合の序盤は、キャッチャーがどういう配球をしているのかを観察し、だんだん集中力を高めながら、大体5回くらいからストレッチを始めて、体の準備をしています」
――遠征で移動するときの過ごし方は?
「新幹線だと車中で駅弁を食べることが楽しみ。飛行機だとアイスコーヒーを買って過ごしています」
――ファンの方に向けて一言。
「試合の最初から最後まで細かい部分も見てくださる皆さんには本当に感謝しています。ファンのみなさんは西武にとって大きな部分占めているので、戦っていくうえでのモチベーションになっています」
※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー! 」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。
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