「2019 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞 表彰式」が、11月29日に東京ドームホテルで行われ、同賞を受賞した千葉ロッテマリーンズ・鈴木大地選手と阪神タイガース・高山俊選手(※「高」は正しくは「はしご高」)が登壇。
同賞はレギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手に贈られるもので、受賞両選手にはそれぞれオリジナルトロフィーと賞金200万円が贈呈された。
表彰式で、一般社団法人日本野球機構 会長 日本プロフェッショナル野球組織 斉藤惇コミッショナーからトロフィーを受け取った鈴木選手は「あの試合は7回と9回の先頭バッターとしてホームランを打ち、まだ点差がありました。しかし、不思議と『もう1回(打席が)回ってくるんじゃないか』とベンチで見ていたことを覚えています。そして、チームメート全員でつないで、2アウト満塁で回って来ました。カウントもツースリー。打った打球もバットが折れてボテボテでしたが、『抜けてくれ!』という思いで一塁まで駆け抜けました。そのせいで、駆け抜けた瞬間、あまりパッとしなくて自分は一瞬遅れてから喜んだのですが...(苦笑)。今までの人生の中でもとても印象に残るゲームでしたし、これからも一生忘れることのない自分の中でのベストゲームでした。来年以降このようなサヨナラを打てるか分かりませんが、野球を観てくださる方々、そして野球を知らない方々にも感動を与えられるようなプレーができるように頑張っていきたいと思います」と心境を語った。
一方、高山選手は「あの試合は4時間半という長い試合でしたが、どんな時でも最後まで応援してくれる阪神ファンの方の気持ちがボールに乗り移ったのかなというような思いでいっぱいです。代打だったので、裏で準備をしていたので試合展開などはあまり覚えていないのですが、『このひと振りに懸ける』という思いで打席に立ったのは覚えています。また来年以降、このような素晴らしい賞をもらえるように、阪神ファン、プロ野球ファンの皆さんにドラマティックな感動を与えられるようなプレーを届けられるように、頑張っていきますので、また応援よろしくお願いします」とコメント。
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