ジャン・アレジ「eスポーツアカデミーを通じて、将来は僕のようなドライバーを目指してほしい」

スカパーJSAT株式会社が、JAESA S.R.L.よりJean Alesi eSports Academy(ジャン・アレジeスポーツアカデミー。以下JAESA)のアジアにおけるライセンスを獲得したことを発表した。

JAESAはイタリアで2018年に開始したレジェンドドライバーのジャン・アレジによるeSports のトレーニングプログラム。
ゲーム上でのアドバイスだけでなく、実際にジャン・アレジやGTシリーズワールドチャンピオンのマッテオ・ボビーが運転してドライビングをレクチャーするなど、eSportsドライバーの育成を目的しており、現在3名のドライバーが所属し、日々トレーニングを遠隔で実施している。

日本国内では今後デジタルモータースポーツの拡大が見込まれているが、スカパーJSATは今回の契約を機にeSports プログラムを提供する学校等へ本アカデミーのプログラムの販売や、アジアへのサブライセンスを行い、各国で本プログラムが展開出来る環境を提供することにより更なるeSportsの拡大を図る模様だ。

今回の展開についてジャン・アレジは以下のようにコメントしている。

「JAESAは私やマッテオ・ボビーのようなプロフェッショナルドライバーが実際にサーキットで走行することでリアルのモータースポーツを理解することができ、さらには多くのプロドライバーが利用しているフォーミュラメディシンのプログラムを取り入れることでeSports で特に大事なメンタルトレーニングを行っているのが特長です。

イタリアのアカデミーに所属しているドライバーは現在フェラーリのeSports Team に所属するなど、既に多くの実績を出しています。

今後アカデミーとして、アジア圏はスカパーJSATと、その他の地域へもさらに進出していきます。このアカデミーを通じて人材育成を行い、将来は僕のようなドライバーを目指してほしいね。」

スカパー!では、これまでサッカーや車いすバスケットボールなどのパラスポーツをはじめ、純粋にスポーツの魅力を映像を通して伝えることに注力しており、『東京ゲームショウ2019』では、『eSports X』全ステージ運営や中継映像制作・配信業務(一部対象外)などにも取り組んでいる。

これらの過程で培ったノウハウや経験を活かし、今後もeSportsについて新たなスポーツとしての魅力を伝えていき、デジタルモータースポーツの次世代のドライバー育成にとどまらず、その発展にも寄与したいと考えているようだ。

2月5日(水)~7日(金)の期間に幕張メッセで開催される『イベント総合 EXPO』では、株式会社プロ・フィットスポーティングの出展ブース内で『ジャン・アレジeスポーツアカデミー』としてシートが展示され、実際にゲームを体験することが出来る。

是非、会場でeSportsドライバーの育成環境を体験してほしい。

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イベント情報

『イベント総合 EXPO』
開催期間:2020年2月5日(水)~2020年2月7日(金)
開催地:幕張メッセ
株式会社プロ・フィットスポーティングの出展ブース内で『ジャン・アレジeスポーツアカデミー』としてシートを展示 ※実際にゲームを体験することが出来ます。

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