オリックス今季初のサヨナラ本塁打!頼れる新助っ人のA・ロドリゲスに「スカパー!サヨナラ賞」

パ・リーグ オリックス・バッファローズ アデルリン・ロドリゲス選手が、6・7月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

ロドリゲス選手は、7月10日京セラドーム大阪で行われた対北海道日本ハムファイターズ4回戦、2点ビハインドで迎えた9回裏2死1、2塁の場面で左翼席へ劇的なサヨナラ3点本塁打を放った。オリックス打線は北海道日本ハム先発有原投手に7回まで2安打無得点に抑えられるが、8回に代わった宮西投手から失策絡みで1点を返す。2点ビハインドの1対3で迎えた9回裏、北海道日本ハムの守護神秋吉投手が2死から連続四球を与え、この試合最大のチャンスがオリックスに巡ってくる。この場面で打席には新外国人ロドリゲス選手。カウント1-2からの4球目を強振すると、快音と共に白球が弾丸ライナーで左翼スタンドに突き刺さった。お釣り無し、起死回生の豪快な1発でチームを今季初のサヨナラ勝利に導いた。頼れる新助っ人の劇的な一打はチームメイトのみならず、今季初めてスタンドで見守ったファンを熱狂させた。

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします。
「この賞に選ばれて、本当に光栄に思っております。この賞は、活躍することによってチームメイトと共にチームの勝利に貢献し、ファンの方に喜んで頂けるというプレイをした結果だと思っております」


――途中、怪我による離脱もありましたが、治療期間の過ごし方や調整に取り組んだことはありますか?
「まずは、怪我の個所をしっかり治すというところに重点を置いていたんですけども、それと同時に、一軍に戻ってきた時に自分の修正点というのが自分の中であるので、そこを2軍にいる間に直していこうと考えて過ごしていました」

――その修正点とは?
「特にこれといったものはないんですけど、打席の中で投手に対して自分がどういうアプローチをするかなど細かいところを考えてやっていました」

――今はチームが苦しい状況にありますが、この賞のようにロドリゲス選手の勝負強い打撃が今後の勝利に導く目標だと思うのですが、チームを押し上げるポジションの役割や意気込みなど教えて下さい。
「自分がこれからやっていくべきことというのは、守備だったら跳んできたボールをしっかりキャッチして、打撃に関しては状況を見ながら、ここではしっかりヒットを打って打点を稼ぐとか、その時その時の状況でしっかり自分の役割をこなしていくことが必要になっていくと思います」

――日本の野球にはどのような特徴が感じられますか?
「やはり日本の野球というのは、しっかりバッティングをするであったり、しっかり練習をするあったり、すごく謙虚に試合をしているというのを感じます。それとファンの方は、最後まで球場を去らずに応援してくれていますね。」

――体調管理で食べ物に気を付けていますか?好きな食べ物はなんでしょうか?
「好きな食べ物は、ごはんと豆とポークで、自分を作りにいく時はよく食べたりします。やはり自分の体調管理っていうのは、練習と同じように食事をきちんとすることを大事にしています」

――休日のリラックス方法やハマっているものはありますか?
「休みの日は、インターネットを通じて家族と話しをしたり、同じアパートに住んでいる知人と話したりしています。あとは、インターネットで映画を観たりとかしています。ただ、休みの日は週に1度あるかなので洗濯をしたり片付けたりとかそういうことに時間を使っています」

――ファンの方に向けて一言お願いします。
「現在、チームは苦しい戦いが続いているんですが、選手としてチームとして一所懸命これから良くなっていくように努力し続けますので、テレビを通じて声援を、そして球場にもお越しいただいて声援をしていただけるとありがたいと思っております」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。
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