阪神・梅野隆太郎が「梅ちゃんバズーカ」の強肩と打撃でチームを引っ張る!

前半戦は巨人が頭一つ抜け出して折り返したプロ野球セ・リーグ。後半戦、追い上げが期待される、GAORA SPORTSの「GAORAプロ野球中継(タイガース)」で主催試合が生中継を中心に放送されている阪神タイガース。そんなチームで逆転優勝の鍵を握るのが、攻守でチームを引っ張る捕手の梅野隆太郎だ。

■男手一つで育てられ、念願のプロ入りを果たす

ファンから「梅ちゃん」と呼ばれて親しまれ、明るいキャラクターの梅野だが、実は苦労人だ。小学4年の時に母親が癌のため、34歳という若さで他界。「隆太郎をプロ野球選手にしてください」という母の遺言どおり、父親は男手一つで梅野を厳しく育て上げた。

福岡工大城東高校では甲子園に出場できなかったが、公式戦通算24本塁打を放った強肩・強打の捕手として鳴らし、福岡大学へ進学。1年秋から正捕手となり、6季連続で福岡六大学リーグのベストナインに選ばれ、4年の春にはMVPに輝いた。また、夏には日米大学野球の日本代表に選ばれ、地方大学の選手として初めて代表主将を務めている。そして、大学リーグ戦通算28本塁打の強打と、安定した守備、統率力を買われ、阪神からドラフト4位で指名を受けて、念願のプロ入りを果たした。

■捕手のシーズン最多捕殺記録を65年ぶりに更新!

2014年、チームの新人で唯一の開幕1軍入りを果たした梅野は、捕手としてチーム最多の92試合に出場し、順調なスタートを切る。だが、2015年、2016年は伸び悩み、1軍と2軍を往復する日々が続いた。2017年はオールスターに出場するなど成長し、2018年には正捕手に定着。リーグ2位の盗塁阻止率を記録し、ゴールデングラブ賞を初受賞した。

そして、2019年は開幕直後に左足指を骨折するアクシデントに見舞われるも、そのまま出場し続け、4月9日のDeNA戦では平成最後のサイクルヒット達成者となった。最終的には129試合に出場し、打率.266、9本塁打、59打点、14盗塁とキャリアハイの成績を残し、守備ではリーグ最多の盗塁刺27、捕殺(送球で打者、走者をアウトにする)で捕手のシーズン日本記録となる123をマークし、2年連続のゴールデングラブ賞を受賞した。

■今季は盗塁阻止率トップの守備に加え、打撃も好調

今季の阪神は、巨人との開幕3連戦に3連敗する最悪のスタートとなった。捕手については、開幕戦は梅野が出場するも、2戦目は原口文仁、3戦目は坂本誠志郎が先発出場。2年連続ゴールデングラブ賞の梅野にとっては、心中穏やかではなかったはずだ。しかし、6月後半以降は、梅野が先発マスクを被り続けて安定し、最大8つあったチームの借金を一気に完済した。

「梅ちゃんバズーカ」と呼ばれる強肩は今季もうなっており、9月10日現在、盗塁阻止率.481と、圧倒的な数字を残している。また打撃も好調で、初球からでも積極的打っていき、チームトップを争う打率をマークしている。小学校から常にチームの主将を任されてきたキャプテンシーあふれる梅野が、攻守でチームを引っ張り、阪神が逆転優勝へ向けて突き進む。

文=田口裕(エンターバンク)

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放送情報

GAORAプロ野球中継(タイガース)
放送日時:2020年9月11日(金)17:30~(生中継)
チャンネル:GAORA SPORTS
※放送スケジュールは変更になる場合があります

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