'20年も黄金世代('98年度生まれ)、さらにはプラチナ世代('00年度生まれ)など、若い世代のプレーヤーの活躍が目立つ中、女子ゴルフのシーズン後半の展望を解説者の平瀬真由美さんに聞いた。
'20年、'21年が統合されて1シーズンとなる国内女子ゴルフ。'20年は、黄金世代で原英莉花選手が2 勝、プラチナ世代では古江彩佳選手が3勝を挙げるなど、若い選手の台頭が目立った。
「開幕直後に2連勝した笹生優花選手は、今までの女子選手では見たことのない豪快なスイングで衝撃を受けましたね。古江選手も実力があるんだなと実感しましたし、本当に若い選手が頑張ったなという感じです」
約3ヶ月の休暇を挟み、3月4日(木)~7日(日)の「第34回ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」を皮切りに、シーズン再開となる。
「まずは'20年に活躍した選手がどのように仕上がっているのかが気になります。そして、プラチナ世代の安田祐香選手や吉田優利選手ら、力はあるけれど'20年はあまり目立たなかった選手が、オフの間にいろいろと工夫して、どんなゴルフを見せてくれるのか注目しています」
また、米国で活躍中の畑岡奈紗選手、'20年の全米女子で4位と健闘した渋野日向子選手にも引き続き注目が集まる。
「畑岡選手はショットの安定感が増してきています。ただ、アプローチやパターで少し不安があるのかなと。彼女はコーチを付けていないので、今後どのような選択をするのか気になります。渋野選手は不調もありましたが、全米女子OPで結果を残したのは大きかったですね。全英女子OPのプレッシャーを『全部捨てたら楽になってゴルフもうまくいった』と言っていたので、やっぱりゴルフは気持ちなのだと思いました。爆発力があるので見ていて楽しいですし、これからの活躍も期待しています」
長きにわたる今シーズン。後半の展開も目が離せない。
「'21年は少しずつでもいいので、観客を入れてほしいと思っています。特に'20年デビューの若手の選手が、これまでに経験のない、観客のいるプレッシャー中でどう戦うのか。中堅やベテランの選手たちが強さを見せつけるのか。誰が勝ってもおかしくない強い選手ばかりですので楽しみですね」
ひらせ・まゆみ●'69年10月30日生まれ、熊本県出身。'93年、'94年に2年続けて賞金女王、'95年も賞金ランキング2位に。現在はゴルフ解説をはじめ、全国各地での講演活動を行っている。
取材・文=Rum









