ファーム月間MVPを獲得した阪神・村上頌樹に迫る!「来シーズンは開幕ローテ入りが目標」

阪神タイガース・村上頌樹選手が9,10月度「スカパー!ファーム月間MVP賞」を受賞した。この賞は、その月のファーム公式戦を通して成績優秀な若手で飛躍が期待される選手を称えたもの。

村上選手は9,10月度、3試合に先発登板しリーグトップの3勝、リーグ2位の防御率1.06を記録。ルーキーながら、安定感抜群の投球でチームのウエスタン・リーグ制覇に大きく貢献した。村上選手はレギュラーシーズンにおいても最優秀防御率(2.23)、最多勝利(10勝)、勝率第一位(.909)の投手三冠に輝いた。

10月9日に行われたファーム日本選手権では先発を務め優勝に貢献し、14日から一軍に昇格した村上選手に、好調の要因からプライベートな部分までインタビューを行い、素顔に迫った。(※取材日は10月7日)

――今回の「スカパー!ファーム月間MVP賞」受賞の感想をお願いします
「ファームで月間MVPが獲れたという事は嬉しいです。自分一人じゃなくて、榮枝(裕貴選手)のリードであったり、野手の皆さんが打ってくださって、点が取れて勝つことが出来たので、皆さんに感謝です」

――ご自身でファームでの活躍を振り返ってみて、いかがですか?
「調子いい時もあったのですが、悪い時もあったので、そこを榮枝が上手くリードしてくれて、打ち取ることが出来たので、榮枝が自分の良い所を引き出してくれたんだなって思います」

――先ほどから榮枝選手のお名前が出ていますが、好調の要因はどのようにお考えですか
「自分の投げたい球を、榮枝もしっかりサインで出してくれたので、息が合っているのかなと思います。どういう風に考えて投げているとか、ベンチに帰った後も『このバッターは〇〇だから、こうした方がいいよ』って話し合いながらプレーした結果が、こういう風に良い結果に繋がっているのかなと思います」

――レギュラーシーズンにおいても最優秀防御率、最多勝利、勝率第1位の投手三冠に輝くなど、ルーキーイヤーとは思えない素晴らしい成績でしたが、ご自身ではどのように考えていますか?
「1年目でこんなに活躍できるとは思っていなかったので、素直に嬉しいです。一年目なので相手にデータがあまりなく、(自分から)どんどん攻められたというのが、こういう結果になったのかなと思います」

――村上選手と言えばコントロールが良く、緩急を操った器用なピッチングをされているイメージがあるのですが、投げる時に気を付けていることはありますか?
「自分は150㎞を超えるような魅力ある真っ直ぐなストレートは投げられないので、どれだけ緩急差を使ってストレートを速く見せるかとか、バッターのタイミングをずらせるか、というのが自分の投球だと思うので、そういうことを考えて投げています」

――投球を参考にされている選手はいらっしゃいますか?
「最近だと、柳(裕也)選手(中日ドラゴンズ)、涌井(秀章)さん、岸(孝之)さん(東北楽天ゴールデンイーグルス)を参考にさせてもらっています。阪神だと秋山(拓巳)さんを一番参考にさせていただいています」

――他球団の選手も参考にされるんですね
「そうですね。今は動画を色々見れるので、いろんな投手の良い所を見てマネしたいと思っています」

リモート取材を受ける村上選手の様子
リモート取材を受ける村上選手の様子

阪神タイガース提供

――今名前が挙がった選手から、直接指導をいただくことはありますか?
「秋山さんからはアドバイスであったり、話をさせてもらったりしています」

――声をかけられた中で、1番印象に残っている言葉を教えてください
「秋山さんが『今の一球を、次の一球にどう活かすかを考えて投げる』っていうのを言っていました。"この一球は、次の球への布石"と聞いて、自分も考えるようになりました」

――技術面のアドバイスも多いかと思いますが、メンタル面でのアドバイスもあったりしますか?
「キャッチボールをさせてもらっている時とか『球良くなってるよ』とか言われると、自分も自信を持って投げれるようになるので、秋山さんに良いようにしてもらっています」

――最近、意識して取り組んでいることはありますか?
「自分は身長もそんなに大きくないので、どれだけこの小さい体を使えるかっていうのを、意識してやっています」

――今年はルーキーシーズンながらも、一軍で登板された機会もあり、ファームの試合とは違った経験が出来たと思いますが、何か収穫はありましたか?
「やっぱり、ファームと一軍でのレベルは違ったので、もっともっと自分が全体的にレベルアップしないと、一軍では活躍出来ないなと思いました。練習をイチから見直そうと思わせてくれたので、いいきっかけを作ってくださいました」

――プロ入ってから印象に残っている試合はありますか?
「8月に一軍で投げた広島戦が頭の中にずっと残っています。その試合を忘れずにずっとプレー出来ているので、あの気持ちは忘れずにやっていきたいなと思います」

――プロは違うなと感じた、打者の方はいらっしゃいますか?
「やっぱり、鈴木誠也選手(広島東洋カープ)ですね。日本を代表するようなバッターと対戦して、甘い球を簡単にホームランにされ、まだまだ実力が足りないな、もっと配球を考えなきゃいけないなと思いました」

――では、投手の方はいらっしゃいますか?
「高橋遥人(※「高」は正しくは「はしご高」)さん(阪神タイガース)ですかね。ケガをしていて、ファームで一緒に練習する機会があったので、遥人さんには色々アドバイスをもらいました。自分からめちゃめちゃ聞きに行ってもしっかり答えてくださったので、感謝しています」

――今後、対戦したいプロ野球選手はいますか?
「巨人の岡本(和真)さんは高校(智辯学園)の時の先輩なので、対戦したいってのはあります。大学(東洋大学)の先輩の(佐藤)都志也さん(千葉ロッテマリーンズ)も対戦はしたいんですが、リーグが違うので、どうかなって(笑)」

――今後力を入れていきたい部分を教えてください
「真っ直ぐの強さをもっともっと高めていきたいというか、出力を上げたいと思っているので、練習して出せればいいかなと思っています」

――来シーズンの目標を教えてください
「来シーズンは一軍キャンプに呼ばれるように、今から準備をしています。アピールをして開幕ローテーションに呼ばれるようやっていきたいと思っているので、そこを目標にしています」

阪神タイガース提供

――学生時代の1番の思い出は何でしょうか?
「高校3年生の春に甲子園優勝したことが一番印象に残っています。高校時代は部員数が少なかったので、みんな仲良く助け合いながらやっていて、すごく印象に残っています」

――当時は5試合すべて投げられての大奮闘だったと記憶しておりますが...
「そうですね、あの時は監督に『全部行け』って言われて投げていたので...投げ切れてよかったです(笑)」

――出身地・淡路島のふるさと自慢がありましたら教えてください
「んー、何だろう...玉ねぎが美味しいです。地元で食べ過ぎて、こっちでは食べなくなっちゃいました。親が農家をやっていたので、家でたくさん食べていましたね」

――子供の頃、憧れていた選手はいらっしゃいますか?
「(藤川)球児さんです。テレビでずっと見ていたので、ファンでしたね。プロに入ってキャンプの時に少しだけ会話し、『そのままでいいよ。焦んなくていい』って言っていただきました」

――いろんな球団が村上選手を狙っていたかと思いますが、子供の頃からファンだった阪神から、昨年のドラフトで呼ばれた時はどんな気分でしたか?
「まさか・・・と思いましたね。指名していただいて本当に良かったです」

――チームメイトで仲の良い選手はどなたですか?
「西純矢ともゲームをしますし、小川一平さんとか、寮生と仲が良いですね。(寮で)一緒にいたりするんで、湯浅(京己)であったり、佐藤(輝明)であったり、岩田将貴であったり...仲良いですね。野球以外の話もしますし、ゲームしたりします(笑)」

――最近、ハマっていることはありますか?
「毎日同じことしていますね。一平さんは一軍に行ってあんまりしてないんですが、自分がゲーム好きなので、純矢とサッカーゲームをしています。他にも、湯浅と加治屋(蓮)さんと尾仲(祐哉)さんとCoD(Call of Duty®)というゲームをやったりしています」

――1番好きなゲームなんですか?
「あー、それは1番難しいですね!なんだろう...ウイニングイレブンですかね(笑)あとはパワプロもやりますね。栄冠ナインを一人でやったりしています」

――やっぱり、(野球ゲームで)選ぶ球団は阪神ですか?
「そこは使ったりしないです。こだわりなくやっています(笑)」

――最後に、ファンの皆さんへ向けてメッセージをお願いします
「一軍の試合が残り少なくなって、投げる機会はあるかわからないですが、もし投げるのであれば、チームに貢献出来るように、初勝利できるように頑張りたいと思います。ファームでフェニックスや日本選手権もあるんで、しっかり日本選手権で勝って日本一を矢野監督に捧げられるように、フェニックスリーグも自分の目標を達成できるようにやっていきたいと思うので、応援よろしくお願いします!」

※「スカパー!ファーム月間MVP賞」とは?
「スカパー!ファーム月間MVP賞」は、各月度のイースタン・リーグ及びウエスタン・リーグのファーム公式戦を通して成績優秀な若手で飛躍を期待する選手を、各リーグから1名ずつNPBが選出し表彰したもの。
スカパー!は、プロ野球12球団公式戦全試合を実現するだけでなく、ファームの試合中継にも取り組み、ファームの注目選手を表彰する本賞を認知されることで、より多くのファンにプロ野球の魅力を伝え、プロ野球界発展の一助になればと考え、2017年シーズンより協賛。

文=HOMINIS編集部

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