カープ・西川龍馬が本拠地開幕戦でサヨナラ打!「スカパー!サヨナラ賞」を初受賞

セ・リーグ 広島東洋カープ 西川龍馬選手が、3、4月度の「スカパー!サヨナラ賞」を受賞した。この賞は、その月の全サヨナラ試合の中で、最も劇的なサヨナラ打を放った選手を称えたもの。

西川選手は、3月29日マツダスタジアムで行われた今シーズン本拠地開幕戦(対阪神タイガース1回戦)において、1対2と1点ビハインドの9回裏、2安打と四球などで1死満塁となった場面で右翼手の頭上を越える安打を放ち、チームを劇的な逆転サヨナラ勝利に導いた。

広島東洋は3回、小園選手の適時打で先制。リードをもらった広島先発の九里投手は、5回まで無失点の好投を見せる。しかし6回、3連打で満塁のピンチを招くと、内野ゴロと犠飛で2点を失い逆転を許したものの追加点は許さず。7回途中からは黒原投手、松本投手、矢崎投手が無失点の好リリーフを見せた。

すると9回裏、新外国人のマクブルーム選手が、阪神・ケラー投手から来日初安打となる右前打を放つと、代走の曽根選手が二盗に成功。続く上本選手の四球で1死1・2塁となり、代打・ 長野選手が投手強襲の内野安打で満塁。ここで阪神は湯浅投手に継投したが、西川選手が逆転サヨナラ打を放ち、本拠地開幕戦の勝利に華を添えた。

広島東洋からのスカパー!サヨナラ賞受賞は、2021年9月度の坂倉選手以来となり、西川選手は初の受賞となった。

チームを勢いづける一打となる、自身初サヨナラ打を放った西川龍馬選手
チームを勢いづける一打となる、自身初サヨナラ打を放った西川龍馬選手

スポーツニッポン新聞社提供

――今回の「スカパー!サヨナラ賞」受賞の感想をお願いします

「こういう賞をいただくのは初めてなので、うれしく思います」

――どんな気持ちで打席に入ったのか、当時の心境をお聞かせください

「なかなか緊迫した場面で打順が回ってきたので、なんとか良い結果をと思い打席に立ちました」

――打った時の感触、手ごたえはいかがでしたか?

「まぁ、良い感じに打てたので、(フェンスを)越えたかなと思いました」

――サヨナラの一打で勢いがついて、今もチームも勢いに乗っていると思いますが、どう感じてますか?

「良い流れで乗れているので、まだまだシーズン長いのでこの流れを途切れることなくやっていけるといいなと思います」

――ランナーを置いて、打席に入るときはどんなことを意識していらっしゃいますか?

「3番打ってますけど、しっかり最低限の仕事をすることだけを考えています」

――1番に入って、3番に入ってと色んなことを求められると思いますが、普段の練習で意識して取り組んでいることはありますか?

「あんまり考え過ぎずに、練習はシンプルに低く強い打球をっていうことだけど意識してやっています」

――現在、ヒット数がリーグトップですが、ご自身の戦績についてはいかがですか?

「もうちょっとね、もったいない打席を減らしていければなと思います」

――"中堅としての責任感"をよく口に出されることがありますが、個人としてはどんな役割を果たしていきたいですか?

「結果がすべてなので、しっかり数字で示していけたらなと思います」

スポーツニッポン新聞社提供

――チーム状態は良いと思いますが、これから先はどのような戦いをしていきたいですか?

「シーズンまだまだ長く良い時もあれば悪い時もあると思うので、そこはみんなでカバーして1試合でも多くいいゲームが出来たらなと思います」

――西村選手の一打を期待しているカープファンに向けて一言お願いします

「しっかり成績を残して1試合でも多く勝ちに貢献できるように頑張りたいと思います」

――好きな球場はありますか?

「マツダスタジアムです。(ビジターだと)東京ドームですかね。なんか打ちやすいというか、ボールが見やすいので」

――交流戦がもうすぐ始まりますが、対戦してみたい選手はいらっしゃいますか?

「(千葉ロッテマリーンズ)佐々木朗希くん。誰もがすごいと思う投手なので、(打席に)立ってみたいと思うし、打ってみたいという気持ちがあるので、対戦したいです」

――チームメイトで1日入れ替わるなら、どの選手になりたいですか?

「カープ...おらんな~(笑)キクさん(菊池涼介)!キクさんのあの感じで僕もセカンド守ってみたいです」

――ちなみに、カープ以外で入れ替われるならどなたですか?

「柳田(悠岐)さん。あんな感じでホームラン打ちたい!(笑)」

――最後に、ファンの皆さんへ向けて一言お願いします

「最後まで諦めず応援していただき、ありがとうございます。サヨナラではなく、その前にしっかり勝をつけれるように頑張ります!」

※月間スカパー!サヨナラ賞とは
月間を通じて最もインパクトのあるサヨナラ打等を放った選手に贈られる賞として2012年に制定。「試合終了最後の1球まで真剣勝負をお届けするスカパー!」から多くのファンに、プロ野球中継最大の魅力を伝えることができ、それがプロ野球界発展の一助となると考え、本賞へ協賛。

文=HOMINIS編集部

この記事の全ての画像を見る

放送情報

<スカパー!では、シーズン全試合を放送>

詳しくはこちら

キャンペーンバナー

関連記事

記事の画像