【後編】"推し"の選手を見つけ、ファームまで徹底的に追いかける。オリックスファンの人気YouTuber・B-モレルが実践する、プロ野球がより楽しくなる"推し活"のススメ

オリックスの選手を中心に「全力絶叫」で応援するスタイルが人気を博している、YouTuberのB-モレル。2016年夏、ファームの本拠地がある舞洲まで"推し"のブレント・モレル選手を見に行くようになり、ファームならではの楽しみ方を知った。スポーツバー「circle change」の店主としてもファンを楽しませているB-モレルに、後編ではファームやプロ野球の魅力がより感じられる"推し活"の秘訣を聞いた。

■ラベロに寄せる、期待と愛着のループ

舞洲までモレルを追いかけて「B-モレル」という名前を引き継いだ僕が今、ファームで特に"推し"ているのがランヘル・ラベロとブレイビック・バレラです。

ラベロは昨年夏に入団し、コロナによる入国待機期間が明けてすぐのファームの試合で左手首にデッドボールを受けて骨折、ペナントレースの出場は2試合に終わりました。それから今年は春季キャンプで頑張って、開幕戦から一軍で出ていたけれども打率1割台に低迷し、5月4日に登録抹消されています。

近年のオリックスは外国人打者がなかなか活躍できずにいる分、僕はラベロに大きな期待をかけているんですよ。ただ、不甲斐ない結果が続いているから、YouTubeではいつも厳しく言ってしまいます。ずっと気にかけているからこそ愛着も湧いてきて、ますます気になってしまう存在なんですよね。

ラベロは練習もすごく熱心に取り組む選手です。ウエイトトレーニングの様子もインスタによく上げていますしね。ファームを見に行っている人からも、「ラベロは試合前から打撃練習をすごく頑張っている」と聞きます。そういう努力が報われたらいいなって思いますね。

■ジャパニーズドリームをつかめ!

一方、来日1年目のバレラは開幕から2番や5番を打ってきましたが、5月13日の試合で空振りした際に右手を痛め、骨折と診断されて翌日に登録抹消されました。

ラベロとバレラに共通するのは、アクシデントでファームに落ちても腐らないところです。こちらとしても求めるものが高いからこそ、「こんなところで腐るなよ!」みたいな気になりますね。

ラベロはキューバ、バレラはベネズエラ出身で、わざわざ異国の地に来ています。外国人選手の中には、コロナ禍で家族と一緒に来られない人もいますよね。僕がそういう状況に置かれたら、すごく不安に感じると思います。例えば、いきなりメキシコかどこかに行って、1人で全部やれとなったら......。そういう点でも、ジャパニーズドリームをつかんでほしいですね。

そうやって2人を応援する気持ちと、名前が似ているということで、"バレラベロ"って呼ばせてもらっています。セット的な感じで(笑)。一緒に一軍で活躍してほしいですね。

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