ミキ・亜生が、12月17日(金)より放送される「ミーアキャット物語」のナレーションを担当する。
同番組は、ミーアキャットの2つの群れの生活に密着する全6回の新シリーズで、違法な野生動物取引から救出されたミーアキャットがアフリカ・カラハリ砂漠に帰郷し、自由の世界に戻るところからスタート。ライバル集団の襲撃や捕食動物との遭遇など、ペットだった頃とは違う厳しい自然の摂理の中で、チームワークを駆使してたくましく暮らす姿を追う。
今回、映画「ライオンキング」(2019年)の日本語吹き替え版でミーアキャットのティモンの声を担当し、お笑い界きってのネコ好きでこれまで30匹以上の身寄りのないネコたちを保護してきたことなどから白羽の矢が立った亜生にインタビューを行い、作品やナレーション収録の感想、吹き替えとナレーションの違いなどに加え、2021年の総括や2022年の目標などについても語ってもらった。
――作品の感想は?
「先にナレーションの台本をもらっていたので『大体こんなんかな』って思ってたんですけど、映像を見ながらナレーションをさせてもらったら想像以上に迫力があって!僕、ミーアキャットって小っちゃくて迫力はないものだと思ってたら、めっちゃ小っちゃいんですけど、意外とパワフルで、意外と野性味あふれてて。『そういう習性があるんや』って勉強にもなることもあって、かわいいだけじゃない、かっこいい動物やなって思いました」
――ナレーションに関してはいかがでしたか?
「元々、アニマルプラネットは観ていたので、少しでもあの世界観を壊さないよう、素晴らしい映像を邪魔しないよう、落ち着いたナレーションで、いかに関西弁を出さないかを心掛けました」
――吹き替えとナレーションの違いを感じたところは?
「吹き替えをやらせてもらった時は、映像に入ってしゃべるというか、『キャラクターになりきって言えばうまいことできる』というのを教えてもらったんですけど、ナレーションは全体を俯瞰で見ているというか、『ミキの亜生で見つつ、しゃべらないといけない』という独特のものがありました」
――今後、声のお仕事も積極的にやっていきたいですか?
「(今回のナレーションの仕事を)家族に言ったら『それはすごいわ!絶対に観るわ』と、本当にミキ家一同喜んでおります。マネジャーも含め、チームが喜んでおります(笑)。なので、今後もオファーがあればやらせていただきたいです!『動物の番組をやりたい』という夢がずっとあったので、そういう番組をやらしていただければありがたいですね」
――同番組は2021年から2022年と年をまたいで放送されますが、2021年はどんな年でしたか?
「僕ら、ずーっとツアーで全国を回ってて、その度にネタを作ってというのをやってたんで、『けっこう漫才に取り組んだなぁ』という1年でした。1カ月に1回はツアーの単独ライブがあったんで、ちゃんとネタを作って、そこで新ネタを出して...みたいな。普通の寄席の後もネタ合わせしてとか、『ちゃんと1年、仕事をしたな』というか、仕事に向き合った1年でした」
――2022年の目標を教えてください。
「まあそうですね、一応なんかまだM-1という大会が出れるので、決勝には一応もうそろそろ行かないとな、と。決勝には2018年以降出てないので、そこに向けてまた1年やっていきたいと思ってます」
――最後に、番組をご覧になる方へメッセージをお願いします!
「ミーアキャットが好きな人は絶対観た方がいいですし、何やったら動物好きな人は絶対に観た方がいいです!『ミーアキャットって、こんなに魅力ある動物なんや』ってなると思う。僕はミーアキャットもいいんですけども、出てくる他の動物たちもそこに生活があって、それが垣間見えるので、ミーアキャットを通して、いろんな動物についても勉強になりましたし、感動しました。観てもらったら必ず感動する作品やと思います!」
文=原田健
放送情報
ミーアキャット物語#1
放送日時:2021年12月17日(金)22:00~
チャンネル:アニマルプラネット
※放送スケジュールは変更になる場合があります
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