上海で吉本新喜劇&人気芸人のしずるやアキナ、テンダラー、藤崎マーケットがネタを披露! 「よしもとコメディスペシャル」がスタート!
- タレント・芸人
- 2024.11.22
中国・上海で11月18日から2025年1月20日(月)までの間、行われているのが「第10回 上海国際コメディフェスティバル」。これまで計200以上の作品、約1,300公演を実施、累計約90万人を動員している人気イベントだ。節目の10回目となる今年も、昨年に引き続き吉本新喜劇&人気芸人がフェスティバルに参加。21日からは「よしもとコメディスペシャル」と銘打ち、ネタと新喜劇で上海を盛り上げた。今回はその様子をレポートする。
入念なリハーサルで本番を迎える!
本番前日の劇場では芸人、スタッフがリハーサルを行っていた。まずはネタブロックから。ステージへの登場タイミング、それに合わせる音楽、ネタ中の照明や立ち位置などを細かに調整していく。オチのところの音を出すタイミングなど、ウケに大きく関わる部分は特に密なディスカッションが必要。やりとりを何度も繰り返しながら、1組終わるとまた1組、そしてまた1組とリハーサルが続いた。芸人がステージにいない間には、スタッフによるさらに細かな技術的打ち合わせ。照明の動きの幅の大小、マイクの種類、舞台の小道具など、明日の本番に控えて入念に作業を行っていた。
新喜劇のリハーサルも基本的には同じ。ステージ上の全員でギャグを出すタイミングや位置などを確認する。基本、全編字幕が出るが、リハ中にアドリブが飛び出すと「字幕、つけられないから!」とツッコミが入るなど、リラックスした雰囲気でリハーサルは進行。もちろん、公演当日も入念なリハーサルが行われた。
漫才、コント、諸芸で会場は大爆笑!
会場となった蘭心大戯院には開演前から多くの観客が詰めかけている。そのほとんどは地元中国の方々。
そしていよいよ開演。漫才とコント、新喜劇に関するVTRのあと、トップに登場したのは藤崎マーケット(トキ、田崎佑一)。日本でお馴染みのラララライ体操がスタート。そのテンポのよさで、しっかり会場を掴む。そして「おるおるモノマネ」へ。日本でウケる"おるおる"が上海でもしっかりウケていた。
続いては開幕公演でも会場を沸かせたしずる(KAƵMA、村上純)がステージへ。「動物園の園長と飼育員」を披露する。ネタの冒頭でしっかり笑わせると、ゆっくりとしたテンポのやりとりで続いていくネタは、設定、言葉のチョイスが秀逸。上海の観客にもしっかりとその面白さが伝わっていた。
3番手はもりやすバンバンビガロ。日本国内のノンバーバルイベントでも人気だが、昨年に続き今回もネタ中の説明をすべて中国語で行うことにチャレンジする。まずは中国語で自己紹介すると拍手が。そこからも字幕なし、中国語オンリーでネタを進めていく。芸を披露するたび拍手と歓声、中国語では笑い、とすっかり上海の観客を魅了していた。
しずると同じく開幕公演に出演していたアキナ(山名文和、秋山賢太)も登場。こちらも独特の世界観のコント「今日から社員」を披露する。途中、数回の暗転を挟みながら淡々と進行していくネタは、2人のやりとりがポイント。上海でもしっかりと笑いを取っていた。
公演情報
『第10回 上海国際コメディフェスティバル』
■開幕公演(公演終了)
日時:11月18日(月)、19日(火)18:30開場/19:30開演
会場:蘭心大戯院(上海市黄浦区茂名南路57号)
出演:アキナ、しずる
■よしもとコメディスペシャル
日時:
11月21日(木)18:30開場/19:30開演
11月22日(金)18:30開場/19:30開演
11月23日(土)①13:00開場/14:00開演 ②18:30開場/19:30開演
11月24日(日)13:00開場/14:00開演
会場:蘭心大戯院(上海市黄浦区茂名南路57号)
出演:
<ネタ組>テンダラー(21・22日)、もりやすバンバンビガロ、アキナ(21・22日)、しずる(21・22日) 、藤崎マーケット、パンクブーブー(23・24日)、5GAP(23・24日)、ネルソンズ(23・24日)
<吉本新喜劇>座長:酒井藍
山田亮、清水啓之、森田展義、もじゃ吉田、松浦真也、森田まりこ、吉岡友見、大塚澪、住吉大和
■陣内智則conte live「Green」
日程:11月24日(日)18:30開場/19:30開演
会場:蘭心大戯院(上海市黄浦区茂名南路57号)
出演:陣内智則
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